とらいさぽーと地域生活支援室は、
このたび近畿ろうきんNPOアワードを受賞いたしました。
青年期・成人期の方々の移行支援の取り組みとして助成申請をしたものです。
社会的ニーズのある活動として評価いただいたことを真摯に受けとめ、
今年度の活動を実りあるものにしたいと考えています。
申請の主な動機:
発達障害のある子どもは特別支援教育や福祉サービスといった学校や地域の守られた環境に身を置いています。
しかし義務教育後、複雑な対応を求められる社会との接点が徐々に増えていく中で、
様々な障壁に遭い行き場をなくしてしまう当事者や親たちは少なくはありません。
安心できる居場所が家以外に無い、といった引きこもりへの危機を回避するためにも前向きな手立てが必要なのではないか、
その思いで地域生活支援室を企画しました。
活動の成果:
現代社会の課題となっている引きこもりやニートなどの対策として、
移行期から早期の段階で「ソーシャルスキルやライフスキルトレーニング」に取り組み、
当事者や家族と地域社会との関わりを結ぶ、中間的な役割を担います。