切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

ウーウー♪

2014年08月31日 | お酒

お久しぶりなタマです  みなさまお元気でしょうか

いつの間にか夏も終わりの8月末です
今年は早々と台風がきたり、集中豪雨きたりで、暑さと湿気に真向かいに向き合う余裕もナイくらいでしたねぇ
みなさま、大丈夫だったでしょうか

お盆休みもなかったタマは、ふらふら飲みに行ったり、ぼやぼやしてたりと・・・・・
まぁ、相変わらずな毎日を過ごしていました
相変わらずじゃない日々って・・・なかなか訪れるないモンですね

そんな中、また短期で忙しいトコに、ちょっとだけ駆り出されたタマ
今度は土日もない連続勤務になってたんですが・・・・・
ケチな会社なんで、土日出よーが何しよーが、ほぼ残業代はつかない、
いわゆるサービス残業な日々でした
仕事好きだけど、タダ働きって、疲れる
お金は大事だよね

そんな鬱憤もあり、昨日は無理くり早めにあがって、いつものBarに飲みに行ってました

久しぶりに行ったら、バーテンダーさんは肋骨をぽっきり折り、漸くくっついたという状況
行く度になにかしらトラぶってる激しい星の下に住んでる方のようです
大丈夫かな

そんなお話を聞きつつ、いつものギムレット
変わらず美味しくてホッと一息です

その後は、ウォッカかジンベースをお願いしたら・・・
とってもベリーな赤いカクテルを作ってくれました
名前はウーウー
ポリネシア語で「アイラブユー」という意味なんだそうです

 わぁ  凄いベリーで甘いー
 クランベリーとラズベリーです
 恋愛がらみのカクテル(を作ってもらうと)、いつも苦いのに甘いー
 ・・・失礼な

・・・前に何度かオリジナルを作ってもらった時は、いっつも最後がほろ苦かったですからね

そして最後に作ってもらったのは、コート・ダジュール。
その名の通り、美しい海を思わせる綺麗なエメラルドグリーンのカクテル
でも、味わいにも香りにも海のイメージは皆無
都会でもオアシスでもなく、エスプリも効きすぎていない、存在感はあってもクセのないカクテル
音楽のようなイメージかな
私にとっては、ピアノの黒鍵と白鍵、、、それと・・・譜面かな。

これは、人によって想像するモノが全然違ってくるカクテルなのでしょう。
きっちり、存在と言う輪郭を持ちつつもクセを持たない、このコの特性なんでしょうか

この日は珍しくハードリカーに走らずカクテルオンリーで〆

帰る時の気分は、ご機嫌な「ウーウー」でした



キッシュとウォッカマティーニ

2014年05月11日 | お酒

GW前にいつものBarに飲みに行っていたタマ

イイ加減に酔っ払ってお会計を済ませ、エレベーター前に来てみると・・・
エレベーター君、丁度この階でピタリと止まって待ってくれてました

 ( 御帰りなさいませ、お嬢様
 (うむ、お出迎えご苦労!)

・・・と、浮かれてトットと乗りこんだ結果
・・・おつり貰うのを忘れて帰ってしまっていました

ご連絡を頂き、再度、GW明けに飲みに行くことに

この日は、一歩お店に入ったら、香ばしく美味しそうな匂いが中に漂ってて

 な、なに?この生姜っぽいおなか減りそうな匂い~

尋ねてみたところ、お店で出すキッシュをいろいろ試してるトコなんだそうで
もともと、ここのお店、フレンチのちゃんとした本格キッシュを出してるんだけど・・・
ちゃんとし過ぎて、「食べてきたけど、ちょっとなにかつまみたい」ってお客様には重すぎるんだそうで
いわゆる「Bar飯」嫌いなマスターが、今あれこれ作ってるんだそうな

そのキッシュをお裾分けして出してもらい
ジンベースには合いそうもなかったので、私にしてはめっさ珍しくギムレット以外のお酒からスタート
頼んだのは、タンカレー・ウォッカベースのウォッカマティーニです
タンカレー、ジンは嫌いなんだけど、ウォッカは好きなんですよね

マティーニは、飲まれるお客様が強いこだわりを持つカクテルの1つらしく

タマのようにベース指定はもちろん、ステアやシェイクのやり方、ベルモットの量、ピールの有無、
オリーブの種類や有無・・・
きっちりご指定される方もいらっしゃるそうです

まさに自分だけの極上の一杯、なんですねぇ

だがしかし

強いお酒、飲めないわけじゃないけど、速攻、酔っ払ってしまうタマ
マトモにステアなドライマティーニ頼んだら・・・
マティーニがマティーニじゃなくなるくらいの時間をかけないと飲めない
しかも、甘いカクテルが好き

その時、バーテンダーさんが出してくれたウォッカ・マティーニは・・・

 ベルモットを多めにして・・・軽くシェイクしました
 ゆっくり飲んでください

ピールの変わりにレモンの細めの皮がくるりと丸くなったのが浮かんでて
ベルモットがつくる淡い黄金に、斜めに浮かぶ金冠はまるでリング
とても上品な女性向きのマティーニになってました

 キッシュとも合います  美~味しい~~~

キッシュを食べ終えてもまだマティーニが飲みきれなかったので
前回、仕込むと言ってたアイラの生チョコをオーダー

 アイラとカルバドス、ハーフでどうですか
 ???
 じゃ、それで

疑問に思いつつ、アイラのチョコを食べてみると・・・

 あれ?匂い、あんましない
 わぁ、ダークチョコなんですねぇ
 (にっこり)
 ・・・・・あぁっ
 きましたか

・・・ハーフで勧められた理由は、チョコが消え溶ける時にわかりました

めっさ、病院臭い-
しかも、無人だよ、この病院

 ・・・とてもホラーテイストでした

いや、美味しいんですけどね
アイラのヨード香がダークチョコとぴったりだったし
でも、その後に食べたカルバドスに、めっちゃホッとしたのは事実

やぁ・・・定番ってやっぱ、定番になるだけのモノがあるんですねぇ

その後は、可憐で楽しいグラス・シーヴァスを飲んで〆

このお店は私が勝手にホーム(バー)にしてるんだけど・・・
自分の好みを知っていて下さるひとがいる場所が、やっぱホームだなぁと思った夜でした


ゴディバとアイラ

2014年04月29日 | お酒

先日、地下街でゴディバのタルトグラッセを買ったタマ
昨日は先日迷って買わなかった同じゴディバのアイスクリームトリュフを買いました

こっちがタルトグラッセ


こっちがアイスクリームトリュフ(6粒入り)



だがしかし


あなりおいしくはなかった
残念

で、この日はあんま美味しくなかったトリュフアイスをいつものBarで食べてて
( そして残念がってて

そしたらいつもお店で出してる生チョコを丁度仕込んだバーテンダーさんが
お店では出せない端っこチョコ(私の中ではシアワセチョコ)を出してくれました
それは定番のカルバドスの生チョコだったんだけど(美味しかった

 今までラムやカルバドスやフルーティなモルトの定番を作ってたんですが
 次はちょっと変わったモルトを使おうと思ってまして

・・・と、出してくれたのが、アイラのモルトで
香りを嗅がせてもらったら・・・当然ながら、やっぱり、まさしくあのヨードチンキで
どんなチョコと合わせて作られるのか楽しみです

そんなチョコの話を聞いてたら飲んでみたくなり
私でも飲めるアイラを!とお願いしたら・・・

 えっ

・・・そーんなんです
いつもジンかテキーラかウオッカか、というハードなくっきり系蒸留酒ばっかなタマ
モルトが売りというか、めっさたっくさんモルトがあるこのお店でもそーですからね
飲んだことはあっても、とてもフルーティなのかバニラ系のスィーツのようなモルトだけ
当然、好みもなにもわかってない状態(というか寧ろ好みから程遠い状態 )で

どーするのかなぁ?と思ってたら、ヨード香の薄いものを出してるトコから選んでくれて
熟成するとまた香りが強くなってくるみたいで、若いのから出してくれて、
5年、10年、15年、16年の4つを試飲

5年のは香りはなかったんだけど、刺激が強すぎてダメだった
舌も唇もしびれてわけわかんなくなりました

その後、初心者のタマに合わせて、ご自分がまだ業界に入る前に初めて美味しいと思ったモルトとか
それを含めて3人で持ち寄って、飲み比べをしたという3本を試飲させてくれて

結果、そのなかでまろやかだった1本と、バーテンダーさんが持って行ったモルト
(それが次回の生チョコに入れる候補のアイラです)の2本をハーフで飲むことにしました

両方美味しかった
アイラも飲めた
シェリー樽熟成のモルトなんだそうで、残る甘さが優しかったです

ところで、いつもはカクテル以外はほぼジンなので試飲は滅多にしないのですが
モルトってこんなに試飲して飲むモノ決める感じなんでしょうか
1ショットの値段、高いのは高いですもんね
結局7つも試飲してたので、ちょっと恐縮してたんですが


この日は、最初のギムレットに、モルトのハーフ2つに、イチゴのカクテルを飲んで〆
イチゴたっぷりで美味しかったです


2月のフルーツカクテルは?

2014年03月01日 | お酒

お久しぶりです
このところ、寒暖差が激しくなってますが、風邪引いてませんか???

タマは暑いくらい暖かかった快適な作業場所から普通に膝かけ必要な場所に移った途端に
風邪ひきました
仕事もヒマになって気合いも抜けてたし

そんなわけで(や、ヒマになったので
久~しぶりに、いつものBarに飲みに行ってきました

本気で久々のお酒なので、いつものギムレットも軽めにお願いして

 エアー感がないよ
 エアーを入れた後に氷を小さめにして溶けるようにしました
 え-  シュワシュワ立ち昇るくらいの エア- がいい-

・・・とワガママを言っていたら

 ・・・炭酸入れますよ

(タマは炭酸が苦手です)


その後、チョコレートが飲みたいと言っていたのですが、イチゴも食べたくなり
どうしよ- とかなり悩んでいたら、フルーツカクテル専門の本を持ってきてくれて
見せてくれたページには、イチゴとチョコと生クリームのカクテルが

でも、今お店にあるお酒でそれを作るのはちょっと難しいそうで
今のゴディバのチョコリキュールがクリームinになっているので(前はクリームinじゃなかった)、
生クリームはなくしてクリームチョコレートにするとかになるけど・・・
でも、見た目はもちろん、味も食感も変わってきてしまうらしく。

 んー、なんかでも、このカクテルって2月前半までって感じですよねー( 見た目 )
 冬っぽいって言うか、なんか12月っぽい
 イチゴの出初めの頃ですか

そうそう、「出初め」が似合う感じのさらっとしたイチゴなイメージが湧くカクテル
そして、その隣には、とても可愛い春っぽい爽やかさがパッと目につくオレンジの皮がクルクルしてるカクテルが

 あ-  これ、イイ-  今の時期、絶対こっち

・・・というわけで、そっちを作ってもらいました

ベースはオレンジリキュールでイチゴたっぷり、イチゴ以外の甘みは一切ナシ
でも、甘い  
そして、優しい
その上で、オレンジのちょっと苦い味が最後に残る

くるくる巻かれてるオレンジをつけたまま飲むのと、外して飲むのとでは味の感じが全然違ってて
香りがあるのとないのとだと、違うんだね、かなり

くるくるのまま飲んでたら、「手に、巻き着いてるみたいです」と笑われちゃったけど
いいんだ そのまんまで飲んでみたかったから

この日は、「僕からのバレンタインです」ってイタリア作のグラッパinなボンボンを頂いて
そのメッチャヤタラなグラッパ感に大受けして

最後にスッキリクールなグラッパを頼んで〆

やー、久しぶりだったけど、めっちゃ楽しい夜でした


久しぶりのブルー・ヴァイオレット

2013年12月22日 | お酒

今年は、マジで数えるくらいしか飲みに行けていなかったタマ
先日、ホント久しぶりにいつもの(とは、この回数じゃ、言い難いですが )Barに行ってきました

最初にいつもの美味しいギムレットを貰って

話題は目の前に迫ってきたクリスマスに

今年新婚さんなバーテンダーさん
最近、欲しいモノがあるとおっしゃるので

 プレゼントに欲しいって言ったらいいんじゃないですか
 そんなことを言ったら向こうからも要求されるじゃないですか
 それを避けようとしてるのに

 じゃ、値段を提示すればいいじゃないですか
 僕はこの値段のものが欲しいから、これくらいのもので考えてって
 ある程度制限がある方が考えやすいし

 そんな面倒臭いこと、僕がするわけないじゃないですか
 ああ、よかった。2000円(札)貯金してて

自力で買っちゃうんですか。新婚さんですよね・・・・・

そんな感じで、イマイチわくわく感に欠けた会話の後に作ってもらったのが
ブルー・ムーン

不眠症時代、鼻つまんでマグカップでジンを飲んでたせいで、ネズの実の匂いが鼻につき。
その後、10年近くジンが飲めない暗黒時代があったタマ
一見さんで入った海の中のようなBarで、ピンポイントの白い照明に浮かんでたのがこのカクテルで
その美しさに、10年飲めなかったジンがまた飲めるようになったという、とても印象深いカクテル

私にとっては救いの女神、そして救いの、というにはあまりに魅惑的な、深い霧に浮かぶ複雑な光を纏う美しいカクテル

この美しいブル-・ヴァイレットを生みだすリキュールは、もう日本では輸入禁止になっていて
これが最後の1つです、と仰りながら出してくれました

この日のブルー・ムーンも
淡い藤色の、でも楚々としたというには・・・深く謎めいた美しいカクテルでした