おかめ、いきまーす

自分の記録。

あるべきようわ

2014年03月25日 | 介護
母が時間から自由になってきている。

猫と実家で昼寝をしている母の寝顔をみていると、それは

良いことのように思える。

あるべきようわ。

たとえば年老いたら年老いたようであるように。

主婦は主婦としてあるように。

働く時は労働者としてあるべきように。

(学問的解釈としては検証していませんが、ご勘弁。)


主婦業がひと段落した頃、母は明恵上人の研究をしていた。

その頃は気付かなかったが、明恵上人の稀有な純粋さが

実は自由さであるのではないかと、今日思った。

ホームから実家に行くまでの道すがら、ハクモクレンや早咲きの桜、マンサクなど

車窓から春の訪れをつかの間楽しんだ。


もろともにあはれと思へ山ざくら花よりほかにしる人もなし ーーー行尊