おかめ、いきまーす

自分の記録。

あるべきようわ

2014年03月25日 | 介護
母が時間から自由になってきている。

猫と実家で昼寝をしている母の寝顔をみていると、それは

良いことのように思える。

あるべきようわ。

たとえば年老いたら年老いたようであるように。

主婦は主婦としてあるように。

働く時は労働者としてあるべきように。

(学問的解釈としては検証していませんが、ご勘弁。)


主婦業がひと段落した頃、母は明恵上人の研究をしていた。

その頃は気付かなかったが、明恵上人の稀有な純粋さが

実は自由さであるのではないかと、今日思った。

ホームから実家に行くまでの道すがら、ハクモクレンや早咲きの桜、マンサクなど

車窓から春の訪れをつかの間楽しんだ。


もろともにあはれと思へ山ざくら花よりほかにしる人もなし ーーー行尊



ツカレタ

2014年03月24日 | 息抜き
仕事も介護も子供達の用事も一遍に同時に並行して

ツカレターー。

ピンクのシードルにクラッカーにブルーチーズ塗ってヒトリ飲み。

チョット酔ってみた。

書きならべたくない位朝から夜まで働いた。

これから旦那のご飯する。

チカリターー。

お蔭様

2014年03月23日 | 日記
色々なものが壊れた。

小さな電気製品から、うっかり落とした携帯電話、

息子が父から借りて乗っている車。

ここのところ、エンジンの音が良くないと言うのでディーラーに持って行く。

サービスの工場は増税前で予定がぎっしりだったが

エンジン音が悪いのでなんとか見てもらえませんかと

お願いしたところ、運良く一枠お昼に入れてもらう。

そして危険な破損がみつかり、即、修理に預けることとなる。

次の日に息子が高速に乗らなくてはならないので代車を打診すると

それも運良く目の前に別のお客さんから返って来た代車があった。

実は最近、車と息子が出てくる夢を2回みていたので

念のための点検が、まるで用意されていたように進み

いわゆる虫の知らせだったのかと思う。

お墓参りに行ってくれた息子を気遣ってくれてご先祖様が

草葉の陰から囁いてくださっていたのかもしれない。

ありがとうございます。

息子、代車ぶつけないでくれよ。

ひとり

2014年03月22日 | 介護
老後はひとり暮らしが幸せ、と言う本を読んだ。

関西の先生が書いているので、首都圏で暮らしているお年寄りには

ぴったり当てはまらないかもしれない。

ホームには色んなお年寄りがいる。

両親は実家もあるし、私も兄も入れ替わりホームを訪問するので

妬む人もいる。らしい。

エレベータで乗り合わせたお婆さんに、私は一人暮らしだからお宅はいいわね、と言われる事もある。

確かに、誰も訪れることのないお年寄りにはうちは幸せそうに見えるだろう。

母の考え過ぎもあるかもしれないけど、食卓で同席のお婆さんが黙って座っていると

何かあったかのかと気になって、食べた気がしないらしい。

今日は父と母をお寿司屋さんに連れて行く。

沢山は食べられないけど、久し振りのお寿司は美味しかったらしい。

そして実家で猫とゆっくり遊ぶ。娘も同席してくれてお喋り。

ホームでは父も多少は遠慮があって、トースト食べたい、塩昆布が食べたい、

でも周りがしていないからしづらい、とこぼしていた。

大勢の中で感じる居心地の悪さと、一人で生きる孤独や不便さ。

どちらを選ぶと言われたら

私ならひとりで居たいな。

統合失調症の娘さえ自立してくれたら。自分が健康なら。

墓参り

2014年03月21日 | 介護
夫側の家系のお墓は新幹線に乗らないと、墓参出来ない。

一年に一回がやっと。気持ちだけ自宅から向けさせていただく。

今日はお彼岸なので私の母方と父方の墓参に行く。

息子が午後就活後に帰宅したので、娘と三人で二箇所のお墓参り。

最初は私の母方の祖父母と祖父の両親のお骨を納めている墓地。

お彼岸でもお花もなくて、墓参には誰も来ていない。

墓石を拭いてお花とお線香とぼた餅をお供えする。

娘と息子が手を合わせてくれて、ふと涙が溢れそうなあたたい気持ちになる。

そして、又10キロ程離れた私の父方のお墓へ。

今までお彼岸の時は兄が行っていてくれたのだが

まだ出張中なので、やはりお花もなくて寂しそう。

義姉や姪っ子は墓地の割と近くに住んでいるのだが、墓参の気持ちは全然ないのだ。

今日はショッピングらしいから。

父方のお墓にも、お花を飾り、ぼた餅とお線香を。

風が強くて毎回息子が苦労しながらなんとかお線香に火がついた。

風に吹かれてお日様に照らされて三人で手を合わす。

両親は強風の中墓参も叶わないので、父のセーターを着て、母の靴下を履いて

代わりに墓参に参りました。ひ孫も来ていますよ。