【 まさか? 】
数年前 作業兼倉庫の片付けの助っ人依頼があって向かい 分別するような作業であったけど その中で片付け中に かな埃被ったチェンソーあり 依頼人に聞いたら 廃棄する予定で ほしいなら持っていけとなり さほどしっかり見たわけでもなく そのまま自分の車に持って行き 見た目 所有のハスクバーナー 480あたりと同様と そんな程度だろうだった。
自宅に戻り あらためて見れば 随分 ずんぐりむっくり そんな感じ受け はたして型式は?と探ったものの なかなかわからず 汚れなど落としている間に スターターカバーに 薄っすらと数字が出てきて 11とわかるようになって その後の数字は 消えてしまった感じだけど マフラーのテールの大きさもみれば もしかして?となり まさか これって1100?となった。
排気量的には 99ccで なんと言っても 現在のハスクバーバーのメーカーマークではなく その前のデザイン。このデザインは 前に 50ccのランチャーという機種の整備依頼あった時に見ており かなり古いな!と見てたが この1100も同じで ヤフオクなどでは たまに 出品などあったけど 価格もそうだけど 送料が送料だけに とてもじゃないけど 手を出せるものではなかった。過去に何台か見たけど どれもジャンク ジャンクでこの値段のスタート?と よく思っていた。
埃 汚れ落とす前に軽く スターター引けるか どうか プラグ外し 数滴 混合をプラグ穴から入れ ロープ引き スムーズに引けるを確認 火花はどうか?と試し これもOK。キャブから数滴 混合入れ いざ 初爆テスト。このクラスになると デコンプないとだめなんだが そのデコンプなし。どうなんだろうと 気合入れ 引くこと 数回でやがて 爆発始まり エンジンは生きてるとなった。マフラーからの排気音 歯切れの良い 低い音で どこか昔の発動機のような音で エンジンの凄さ 出てる感じした。
このチェンソーの元の主は そんなに親しいというわけでもなく 知ってる事は知ってたが 仕事で いろいろやってるのは聞いており ただ 重い病となり 手術となって仕事も出来なくなってしまい 代理として 娘さんが片付けとなったみたいだった。その後 元の主がどうなったかは 知らない。
思いがけないチェンソー 手に入り しっかり汚れなど落とし そのうち 玉切り!と思っていたが 保管して 太い原木も出てきたので やろうと思って 持って行く前にテストしたら エンジン始動しなくなり あれ?と思ったら 火花なし!となり その後は 棚に置いたままにしてた。今 我が家は リフォームに向け進めているが まだ家のまわりは残雪も多く まだ先になるが 少しずつ 小屋に置いてる 機械物などの整理もやっており この1100も 久し振りに これ点火コイルだめだったなーと思いながら 出してきて 再度 火花なしを見ていく。あれだけ だめだったのが なんで?と思うくらい 再び 火花あり!となった。もう すっかり点火コイルの不具合と思っていたのに。何か接触不良起こしていたのか アースが取れていなかった? そんな訳ないなと思いながらも 火花ありとなり ただただ ラッキー!と。
この時期のハスクバーナーもそうだけど ドルマーというメーカーも フライホイールの内側にセットされてる点火コイルで 今の機種のような フライホイールの外周に向き合う点火コイルではなく 内蔵型と言った方がよく これがまた パンク起こせば もうパーツはなく ほぼお手上げ。独特の形した点火コイルで 自分では 恐らくであるけど ポイント点火から発展したコイルで 点火時期を察知するピックアップコイル またトランジスター等使い そのタイミングでコンデンサーに電気送り放電させ 高圧にし 火花となるようなタイプじゃないか?と 思ってる。
実際にこの1100は 再び 初爆あるかどうか そこからになり OKとなっても 果たして 持続で作業できるかどうかは やってみないとわからない。外付けタイプのイグナイター方式の物でも 冷えてる時はOKであっても 段々 熱帯びて 不調になるというのは チェンソー以外の4スト系のエンジンでも よくあり そのイグナイター自体も 今はもう なかなか手に入らないとなってる。
雪割り 氷割りの合間みて 今日 久し振りに 初爆あるかどうか 試すか そんな事思う朝。