やはりいきなりシビアな展開です。
めぐみさんが見ていたテレビのテロップによると『負傷者100名以上』
被害状況を視聴者に伝えるのに上手い手段ですね。この手の細かい情報の断片を読み取っていくとちゃんと判るように作りこんでいるのが良いですね。
件のさくらちゃん以外にも、川に流されていた建設重機の中から救助してみたところもうすでに事切れていた方もいるなど酷いありさまです。ちなみに、前回、気が付きませんでしたが内田一宏三尉と一緒に降りていたパラメディックは黒木淳造二曹だったんですね。一応、先輩ではありますが彼はあくまで部下なので内田三尉に対してアドバイス以上のことはできないんですね。だから彼の行動を止めることが無かったんですね。一応、人命救助の基本からは外れていませんでしたから。
で、気になるさくらちゃんは自分のお家に戻っていたのですが、部屋の中で瓦礫に挟まれていたのでした。島民の方に人出を集めて貰って、何とか外に運び出しますが思いっ切り具合が悪そうです。黒木二曹が内田三尉に高台に上がって交信をしてヘリを一機呼び出して救援を頼んで下さいとオーダーを出します。結局、捕まえたヘリは乗って来た小松の自分たちの機体、本郷三佐でした。救援地点の状況を見て取って、二次災害防止のため直近の砂防ダムに機体を下ろして直接搬入することに決定。二人は、さくらちゃんを背負ってヘリへと走ります。そのまま本土へと向かいますが、向かい風が強く機体残存燃料がやばい事になりそうな気配です。そこへ、さらにさくらちゃんの様態がもっとやばい事に…。(って、そこまで描写しなくても…ってくらいに)機体燃料と、機体速力、自然条件、搭乗人員数、その他もろもろ諸計算をするとどうにもこうにも本土に辿り着けない計算に…。島に一端、戻る決定を下したときに内田三射が思いついたことは、非常出動していた海上自衛隊の護衛艦(DDH141はるな)から燃料を貰うこと。これは、かなり無茶です。まぁ、別名ヘリ空母とも呼ばれたヘリコプター搭載型護衛艦はるなですからヘリがちゃんと降りれるようにはなっていますが、時化た海でヘリを安全に着艦させるのに使う器具(ベアトラップ)無しであっさり着艦を決めたヘリの操縦技術は恐るべきものが有るのです。はるな艦上で本郷三佐の名前を知っている人がいると言うのも頷けます。
無事に、燃料を補給し再発進をしますが、小松基地から減りに新たに指示が飛びます。それは、小松基地に戻らずに、西海市総合病院へ直接向かえ。と言うものでした。
*注)(実際の西海市ではないことに注意です。実際にある西海市(「さいかいし」と読みます)は長崎県にあります。)
地震の影響で、停電になっていて新たに指示された目標の病院が判らなくなってしまうのですが、病院駐車場の車のヘッドライトを照射して着陸地点を指示していたのでした。なんとなく実際の災害時にあの手のサインが使われていたとしても不思議ではないです。ですが…、ヘリが着地したときさくらちゃんは息を引き取っていたのでした。
やり切れないのは、さくらちゃんの両親が霊安室に入るのを呆然として見送る内田三尉を遺族と勘違いした葬儀屋さんがいたことですね。実際、いかにもありそうな話です…。ただ、そこでその葬儀屋さんを殴り倒してしまうのは、やっぱり色々とねぇ…
この話の詳しいことは公式HPと、ここにTBを張ってくれた方々のブログを参照してください。前回、張ってくれたブログの中でも『幻影現実 私的工廠 ブログ』さまの記事は写真付きで期待できましたよ。
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(1) BCBA-1949
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(2) BCBA-1950
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(3) BCBA-1951
めぐみさんが見ていたテレビのテロップによると『負傷者100名以上』
被害状況を視聴者に伝えるのに上手い手段ですね。この手の細かい情報の断片を読み取っていくとちゃんと判るように作りこんでいるのが良いですね。
件のさくらちゃん以外にも、川に流されていた建設重機の中から救助してみたところもうすでに事切れていた方もいるなど酷いありさまです。ちなみに、前回、気が付きませんでしたが内田一宏三尉と一緒に降りていたパラメディックは黒木淳造二曹だったんですね。一応、先輩ではありますが彼はあくまで部下なので内田三尉に対してアドバイス以上のことはできないんですね。だから彼の行動を止めることが無かったんですね。一応、人命救助の基本からは外れていませんでしたから。
で、気になるさくらちゃんは自分のお家に戻っていたのですが、部屋の中で瓦礫に挟まれていたのでした。島民の方に人出を集めて貰って、何とか外に運び出しますが思いっ切り具合が悪そうです。黒木二曹が内田三尉に高台に上がって交信をしてヘリを一機呼び出して救援を頼んで下さいとオーダーを出します。結局、捕まえたヘリは乗って来た小松の自分たちの機体、本郷三佐でした。救援地点の状況を見て取って、二次災害防止のため直近の砂防ダムに機体を下ろして直接搬入することに決定。二人は、さくらちゃんを背負ってヘリへと走ります。そのまま本土へと向かいますが、向かい風が強く機体残存燃料がやばい事になりそうな気配です。そこへ、さらにさくらちゃんの様態がもっとやばい事に…。(って、そこまで描写しなくても…ってくらいに)機体燃料と、機体速力、自然条件、搭乗人員数、その他もろもろ諸計算をするとどうにもこうにも本土に辿り着けない計算に…。島に一端、戻る決定を下したときに内田三射が思いついたことは、非常出動していた海上自衛隊の護衛艦(DDH141はるな)から燃料を貰うこと。これは、かなり無茶です。まぁ、別名ヘリ空母とも呼ばれたヘリコプター搭載型護衛艦はるなですからヘリがちゃんと降りれるようにはなっていますが、時化た海でヘリを安全に着艦させるのに使う器具(ベアトラップ)無しであっさり着艦を決めたヘリの操縦技術は恐るべきものが有るのです。はるな艦上で本郷三佐の名前を知っている人がいると言うのも頷けます。
無事に、燃料を補給し再発進をしますが、小松基地から減りに新たに指示が飛びます。それは、小松基地に戻らずに、西海市総合病院へ直接向かえ。と言うものでした。
*注)(実際の西海市ではないことに注意です。実際にある西海市(「さいかいし」と読みます)は長崎県にあります。)
地震の影響で、停電になっていて新たに指示された目標の病院が判らなくなってしまうのですが、病院駐車場の車のヘッドライトを照射して着陸地点を指示していたのでした。なんとなく実際の災害時にあの手のサインが使われていたとしても不思議ではないです。ですが…、ヘリが着地したときさくらちゃんは息を引き取っていたのでした。
やり切れないのは、さくらちゃんの両親が霊安室に入るのを呆然として見送る内田三尉を遺族と勘違いした葬儀屋さんがいたことですね。実際、いかにもありそうな話です…。ただ、そこでその葬儀屋さんを殴り倒してしまうのは、やっぱり色々とねぇ…
この話の詳しいことは公式HPと、ここにTBを張ってくれた方々のブログを参照してください。前回、張ってくれたブログの中でも『幻影現実 私的工廠 ブログ』さまの記事は写真付きで期待できましたよ。
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(1) BCBA-1949
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(2) BCBA-1950
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(3) BCBA-1951
TBありがとうございました!!
>だから彼の行動を止めることが無かったんですね
なるほど、なんとなく違和感があったのですが、階級によるものだったのですね。
>あっさり着艦を決めたヘリの操縦技術は恐るべきものが有るのです
あんまりにも、あっさり決めるのでいまいちすごさが伝わらなかったのですが(汗)やはり凄い技術なんですね。
それでは、また!!
こちらこそ、ご丁寧にどうもです。
>なんとなく違和感があった
のは私も同じでした。ですが、公式HPのキャラクター紹介(恐ろしく判りにくい説明でしたが)を読んで初めて疑問が氷解しました。それを改めて書き直したのですよ。
>ヘリの着艦技術
よく考えてたら、海上保安庁の巡視船に降りているヘリよりは着艦しやすいヘリだったことを忘れていて、かなり冷や汗をかいています。(巡視船にはベアトラップ無しで着船しています)
どっちにせよ、普段、着艦などと言うことをしないはずの空自のヘリパイロットがあっさりと決めるのは凄すぎるということです。
ミリタリーコレクターではありませんので、あと数回くらいなら画像付きで ブログできそうですが、掲載したグッズは 自衛隊イベントに参加する際に使用している必要最低限の装備です。
本郷三佐が なぜファイターパイロットから転向したのか?とか、細かい点も 話題になりようですね。
街頭テレビのテロップ(野球中継にL字)のことでしたら、「東うるま島地震の負傷者は現在100名を越え、……」と表示されている様です。