二つ玉低気圧の影響をモロに受ける気象状況のもと、その日の航空訓練はキャンセルとなりました。
そして、内田くんは本郷三佐から問答を受けました。
三佐『おまえ、俺の家に来たとき、途中に小学校があったろ?』
内『?』
三佐『もし、その小学校の校庭に緊急着陸しなければならないとする。お前ならどうする?』
内『南側からアプローチします』
三佐『南側にはマンションが建っているぞ』
内『東側から進入して旋回進入…』
三佐『鉄塔にぶつかる気か?』
三佐『お前、物を見るときにヘリパイの目で周りを見ているか?』
内『…』
なかなか、含蓄のある話です。
話の進展としては、遭難要請の当日は長野県警の航空隊(ユーロコプター〔アエロスパシエル〕・ドーファン2)が捜索に出ますが悪天候に阻まれ発見できず、そのまま翌日に小松基地航空救難団に出動要請が出ます。救難難易度を考慮し、全力出動(U-123A 1機、UH-60 2機)です。おそらく稜線にいたと思われる二人を発見、収容しますが遺体の収容になりました。寒さに耐えられなかったようです。前日に彼らの視界を県警のヘリが横切っていたが、効いてしまったようです。同日午後、谷間にいた一人を生存状態で発見しますが、乱気流に阻まれホイスト降下させるのに失敗、本部からの救難中止命令(更なる天候の悪化を予測したため)も出て前進基地へ撤退します。
さすがの本郷三佐でも思い通りにヘリを飛ばせない状況が発生しています。やはり本郷三佐としても悔しそうな顔を見せますが…無言です。キャビンのメディックはもう一度下ろしてくださいと嘆願しますが、命令に従って撤退したのでした。
要救助者を発見したにもかかわらず、救助出来ずに引き返すは、救助される側はもちろん、救助する側にとっても辛いことです。
果たして、残された一人は生き残ることが出来るのでしょうか?
一方、めぐみさんは自宅でとある有名イラストレーター自宅への訪問インタビュー番組を視聴中、あることに気がつきます。そのあることとは、そのイラストレーターは会社が発行しようとしている作家の大ファンらしいことです。その理由は、そのテレビ放映時に映った部屋の様子です。蔵書の背表紙を拡大してみると…ドンぴしゃりです。そこで、社の企画会議で本の表紙に彼のイラストを採用する案を提案します。
回りのみんなは、アイデアとしては良いが依頼料が高くて社の予算では出ないだろうと言いますが、彼はたぶんこの作家の大ファンですと、テレビ映像をプリントアウトした物と、その部分のうち背表紙のタイトルを拡大プリントアウトしたものを提出します。この提案が、どう転ぶかまだ不明ですがかなりのクリティカルヒットになりそうな予感です。
さて、次回で最終回です。
この話の詳しいことはアニメ公式HPを参照にしてください。また、マルチメディア添加しているレスキューウィングシリーズの本については私の本箱ブログを参照にしてください。また、アニメのDVDは下記で好評予約受付中です。
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(1)(初回生産分のみ限定仕様) BCBA-1949
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追記:山岳救難にかかる費用について
山岳救難にかかる費用についてはググるとこんなんが出ました。単純計算で1千万以上と試算が出ていました。
ちなみにこの記事は、長野県の山岳救難ヘリの救助の有料化の是非に関する記者の考察らしいです。
さらに追記です(2006/03/22 0:40付け)
昨日の夕方のニュースにて非常にやるせない山岳遭難者のニュースがありました。
日本各地(主に新潟、長野)の山で遭難者続発。県警航空隊が遭難者発見せるも、救出できず。また、発見、回収できたがすでに事切れていた方も…。しゃれになっていませんでした。なくなった方のご冥福をお祈りします。
記事その1、記事その2
そして、内田くんは本郷三佐から問答を受けました。
三佐『おまえ、俺の家に来たとき、途中に小学校があったろ?』
内『?』
三佐『もし、その小学校の校庭に緊急着陸しなければならないとする。お前ならどうする?』
内『南側からアプローチします』
三佐『南側にはマンションが建っているぞ』
内『東側から進入して旋回進入…』
三佐『鉄塔にぶつかる気か?』
三佐『お前、物を見るときにヘリパイの目で周りを見ているか?』
内『…』
なかなか、含蓄のある話です。
話の進展としては、遭難要請の当日は長野県警の航空隊(ユーロコプター〔アエロスパシエル〕・ドーファン2)が捜索に出ますが悪天候に阻まれ発見できず、そのまま翌日に小松基地航空救難団に出動要請が出ます。救難難易度を考慮し、全力出動(U-123A 1機、UH-60 2機)です。おそらく稜線にいたと思われる二人を発見、収容しますが遺体の収容になりました。寒さに耐えられなかったようです。前日に彼らの視界を県警のヘリが横切っていたが、効いてしまったようです。同日午後、谷間にいた一人を生存状態で発見しますが、乱気流に阻まれホイスト降下させるのに失敗、本部からの救難中止命令(更なる天候の悪化を予測したため)も出て前進基地へ撤退します。
さすがの本郷三佐でも思い通りにヘリを飛ばせない状況が発生しています。やはり本郷三佐としても悔しそうな顔を見せますが…無言です。キャビンのメディックはもう一度下ろしてくださいと嘆願しますが、命令に従って撤退したのでした。
要救助者を発見したにもかかわらず、救助出来ずに引き返すは、救助される側はもちろん、救助する側にとっても辛いことです。
果たして、残された一人は生き残ることが出来るのでしょうか?
一方、めぐみさんは自宅でとある有名イラストレーター自宅への訪問インタビュー番組を視聴中、あることに気がつきます。そのあることとは、そのイラストレーターは会社が発行しようとしている作家の大ファンらしいことです。その理由は、そのテレビ放映時に映った部屋の様子です。蔵書の背表紙を拡大してみると…ドンぴしゃりです。そこで、社の企画会議で本の表紙に彼のイラストを採用する案を提案します。
回りのみんなは、アイデアとしては良いが依頼料が高くて社の予算では出ないだろうと言いますが、彼はたぶんこの作家の大ファンですと、テレビ映像をプリントアウトした物と、その部分のうち背表紙のタイトルを拡大プリントアウトしたものを提出します。この提案が、どう転ぶかまだ不明ですがかなりのクリティカルヒットになりそうな予感です。
さて、次回で最終回です。
この話の詳しいことはアニメ公式HPを参照にしてください。また、マルチメディア添加しているレスキューウィングシリーズの本については私の本箱ブログを参照にしてください。また、アニメのDVDは下記で好評予約受付中です。
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追記:山岳救難にかかる費用について
山岳救難にかかる費用についてはググるとこんなんが出ました。単純計算で1千万以上と試算が出ていました。
ちなみにこの記事は、長野県の山岳救難ヘリの救助の有料化の是非に関する記者の考察らしいです。
さらに追記です(2006/03/22 0:40付け)
昨日の夕方のニュースにて非常にやるせない山岳遭難者のニュースがありました。
日本各地(主に新潟、長野)の山で遭難者続発。県警航空隊が遭難者発見せるも、救出できず。また、発見、回収できたがすでに事切れていた方も…。しゃれになっていませんでした。なくなった方のご冥福をお祈りします。
記事その1、記事その2
山は恐いです……。
で、公式HPの情報によると4月からDVD発売先行ネット配信を実施する予定らしいので、そちらを観てはいかがでしょうか?
この時期は多いですよね…。今回の話に遭難者の家族が説明を受けているシーンがありましたが、あれは辛いものでした。
登山者の方には本当に気をつけていただきたいです。
アニメスタッフの方も三月の放映なら事実と被らないだろうとの読みがあったのでは推察するのですが…。まさか、アレを放送中に似たような案件があるとは、やり切れませんでした。