スーパーで売られている大根の多くが青首大根で、 青首は煮物や下ろし大根には向いていますが、 水分が多いので沢庵漬けには向いていません。 菜園では、「阿波晩生」という品種の大根を栽培して、 収穫したモノを軒下で干して、干し大根を糠漬けにして沢庵を作ります。 阿波晩生は大根自体の旨味が強くて、外皮が薄いので、 沢庵には最適ですが、逆に下ろし大根や煮物には向いていません。 干し上がった阿波晩生を、そのままスライスして、 酢と醤油た昆布、スルメなどと一緒に漬け込むと、 松前付のように漬け上がって美味しい漬物になります。 阿波晩生の本場、四国や九州ではこの漬物を“寒漬け”と呼んでいます。
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