昨年秋、リニア実験線が乗客を乗せて40数kmを走行しました。
時速500kmを超える速度で走ると、40kmの距離はアッという間に着いてしまうそうです。
運行するようになると、品川から名古屋までが40分だそうで、現在の新幹線が80分ですから、時間は半分に短縮されます。
名古屋の友達と電話で話しながら「今から行く」と話して40分後には顔を合わせるのですから、リニアによって距離が一挙に縮んだような感じがします。
ですが当地からリニア駅の品川まで1時間かかりますので、都内移動の方が名古屋に行くより時間がかかることになります。
35kmの距離に1時間で、400kmの距離が40分。
なんとも微妙な感じがします。
国立青少年教育振興機構が公表している「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」で、子供の幸せを願うのなら、子ども時代は勉強やゲームで過ごすだけでなく、外に出て、さまざまな体験活動をさせることが大事という論説があって感心しました。
子供時代を過ごした昭和年代には、町内には当たり前に子供の姿があって、広場では遊ぶ子供がいました。
子供時分の遊びは後年に身を助けると思います。
子供の野外の遊びは、想像力や忍耐力を育みます。
今どきは外で遊ぶ子供の姿をあまり見ません。
小さな子が塾に通い、遊ぶ暇もないのでしょう。
親が自身の学に引け目を感じているから子供に学を与えるのでしょうか。
自分の遺伝子が継がれているのですから、学を強要したところで学者に成れるとはおもえません。
超一流大学に進めるほどの学力は望めないと思うのです。
むしろたくさん遊ばせて、健康な肉体と健全な精神を備えてあげる方がいいように思います。
飲食店のチェーンはどこの店舗でも同じ味だと思っていましたが、某ラーメンチェーンでは店舗ごとに味が違うのです。
接客のオペレーションも違っていて、良い店と悪い店の接客品質は雲泥の差があります。
麺やスープは統一工場で作られて各店に送られるのでしょうが、微妙な味付けが店舗任せになっているようです。
いままでに、このラーメンチェーンの近郊にある4店舗を巡ってみましたが、オペレーションと味が悪い2店舗は近年で閉店してしまいました。
私と同じように味と接客と清潔度にバツ(×)を付けたお客さんが離れた結果でしょう。
チェーンが店舗ごとに味や接客の質を違えてしまったら、チェーンの意味がないように思います。
店舗に与えて良い独自性をはき違えているのではないでしょうか。
美味しいチャンポン麺を食べさせてくれる店が減って残念です。