富士山の5合目あたりは、亜高山帯という気候に区分され、高山植物のコケモモが群生します。
このコケモモを採るには、地場の森林管理組合から“入山鑑札”を購入しなくてはいけません。
鑑札を持たずにキノコやコケモモを採ると、窃盗になります。
コケモモ自体は熟れても酸っぱいので、そのまま食べるのではなく、ジャムや果実酒に仕込みます。
数年前にコケモモをザル一杯集めて、ホワイトリカーに漬けて果実酒を作りました。
鮮やかなルビー色に発色する果実酒に仕上がりましたが、作っただけで誰も飲まず、きっとこのまま納戸の中で眠ってしまう運命なのかと思います。
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