往路では区間賞がいなくても2位に3分近い差をつけた
青山学院。復路スタートの6区で慎重に箱根を下ると、
7区で初の区間賞で差を開き、9区、10区と区間新記録で
フィニッシュ。まさに完璧のレースと言えよう。
でも、原監督ちょっと太り過ぎ、足も少し悪いのかな。
最近、メキメキと力をつけて今回も総合で5位に入った
東京国際大とともに、埼玉県に拠点を置くのが今回初出場の
駿河台大学(飯能市)。
初陣は下から2番目の19位だったが、タスキは繋がった。
駿河台大の前身は、受験予備校の草分けのあの駿台(スンダイ)
予備校。大学になったのは昭和の終わりである。
話題になった4区から5区への師弟リレー。4区の今井
選手は駿河台大学に編入学で入った体育教師の31歳。教え子
だった5区の選手にタスキを繋いだ。
日体大でトライアスロンのトップ選手となって体育教師
となり、ある時、トライアスロンの大会で出会った駿河台
大学の徳本陸上部監督と意気投合。
駿河台大のグランドを借りてランニングの練習をするうち、
陸上部の箱根出場のため請われて編入学したという。
最下位から19位に押し上げたアンカー以外は、師弟を
はじめ、いずれの選手も最下位に近い成績だったが、この
チームはとにかく皆明るい。
この正月恒例の箱根駅伝、再来年は第100回を迎える。
正月の公園、好天に日向ぼっこ。