じんべえ時悠帖Ⅱ

「チンギス紀」完結

 北方謙三の「チンギス紀」が第十七巻で完結した。四ヶ月に

一度の刊行だから実に足掛け6年に渡る。

 モンゴルでも小さな部族であるキルギト族を束ねて部族間の

抗争を勝ち抜きモンゴルを統一。以降、東シナ海からカスピ海

に及ぶ大帝国を築く一生はまさに「戦い」の一生。

 北方謙三は、水滸伝、楊令伝、岳飛伝、チンギス紀と一貫して

物流を基軸に置いている。水滸伝では南宋の銀に抗する「塩の道」、

チンギス紀では「鉄製」の武器を作るための道を開き、それが長征

する戦いの兵站線となる。

 折しも来年は「2024年問題」物流危機」の年である。

 

 今日は久々のお休みにしようと思ったが、甲子園が終わり特に

やることも無しである。日の出散歩から面白い雲を。

 

 

 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
物の流れは人の流れであり、金の流れでもある。
最近は情報の流れも重要ですが、所詮情報も人に纏わるもの。
これが人から独立してしまうところが問題になっていますね。
ykoma1949
私は、北方謙三作品は・一冊か二冊は手にしましたが、余り
深くは知りません。
物流に・・私の経済哲学の一つが 人 物 金 この三つです
口では簡単に言えますが・・その仕組みと奥深さは計り知れません
物流の 物 この値段の根拠は・・そのすべては0で地球資源
資源の少ないこの国は・・絶対的に不利です・・ある程度の
水産資源が・・その水産資源にケチがついて・・困惑です。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る