朝刊コラム「折々のことば」(鷲田清一)から。
(こんど生まれる時は)
使えば 使うほど 今日の空に 近づく
瑠璃色の 雑巾になろう
もし (まだ)世界があるならば
その片隅から 磨くとしよう
もし 永遠があるならば
いつもの 一瞬を 輝かすとしよう
ななおさかき 詩集「ココペリの足あと」から
実際の詩を見ていないので行の順序が違うかも知れない
のでご容赦を。詩集「ココペリの足あと」は絶版ではないが、
かなり入手困難なようである。図書館にもない。
本名は、ななお(七夫)が名前で、さかき(榊)が苗字の
放浪詩人である。日本や世界を放浪し最後は長野県の大鹿村
に住み亡くなった。晩年は山河を護る活動をしたという。
「瑠璃色の雑巾」、いろいろな思いを巡らす言葉である。
昨日まで紹介した三郷公園。江戸川の土手を下りて向かう
途中で外環(東京外郭環状道路)を渡る。湾岸線の高谷JC
まで繋がって交通量が増えている。
その側道の国道298号線沿いの花たち。