じんべえ時悠帖Ⅱ

瑠璃色の雑巾

 朝刊コラム「折々のことば」(鷲田清一)から。

   

   (こんど生まれる時は)

   使えば 使うほど 今日の空に 近づく

   瑠璃色の 雑巾になろう

   もし (まだ)世界があるならば 

   その片隅から 磨くとしよう

   もし 永遠があるならば

   いつもの 一瞬を 輝かすとしよう

 

       ななおさかき 詩集「ココペリの足あと」から

 

 実際の詩を見ていないので行の順序が違うかも知れない

のでご容赦を。詩集「ココペリの足あと」は絶版ではないが、

かなり入手困難なようである。図書館にもない。

 本名は、ななお(七夫)が名前で、さかき(榊)が苗字の

放浪詩人である。日本や世界を放浪し最後は長野県の大鹿村

に住み亡くなった。晩年は山河を護る活動をしたという。

 「瑠璃色の雑巾」、いろいろな思いを巡らす言葉である。

 

 昨日まで紹介した三郷公園。江戸川の土手を下りて向かう

途中で外環(東京外郭環状道路)を渡る。湾岸線の高谷JC

まで繋がって交通量が増えている。

 その側道の国道298号線沿いの花たち。

 

 

  


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
その世界ではかなりの有名人らしいですね。
放浪詩人、好い響きです。
チト遅いが、憧れるなー。
jinbei1947
長らく8人だった三郷市の感染者が、ここへ来て一人、また一人と増えました。
二人とも二十代の女性でしたが、高齢の基礎疾患持ちとしては、仰る通りで、
予断を許しません。
えめ
ナナオ サカキ氏について、インターネットを開いて辿ってみました。お蔭さまで半日を過ごすことが出来ました。私より10歳上ですが、ヒッピーのような生活でよく85歳まで生きられたと感心します。
ykoma1949
TOKYO2020大会・・なんとなくこのロゴも
今年の新型コロナで、寂れてしまいました
信州の感染者も忘れた頃に一人二人と増加
してますが、さいたまの国でも時折増加し
まだまだ予断には十分ご注意下さい
大鹿村、私の友人が役場を退職して今は
一人で農業をして暮らしています。
全く後継者もなく子どもや家族もなく・・
ななおさかき氏と重なって見えてしまいます
明日飯田まで行くので寄つてみようかな~
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