じんべえ時悠帖Ⅱ

長野県勢、男女高校駅伝を制す

 男子の佐久長聖は2連覇を目指すダントツの優勝候補だが二十数年

ぶりの優勝を目指す九州の強豪大牟田や東北の雄仙台育英とのデッド

ヒートとなった。

 しかし最終区2秒差の2位でタスキを受けたアンカーの石川の冷静な

走りで下馬評通りの優勝を飾った。石川は大牟田のアンカー村上のラスト

スパートの切れがいいことを、一緒にやった夏合宿で知っていた。

 早目に追いつき差をつける作戦を取ったことが結果として、大牟田を

抜いて来た仙台育英の猛追をかわしたといえよう。部厚い選手層から

起用された成長株の石川だった。

 

 一方、2年ぶり2度目の優勝を果たした女子の長野東の下馬評はそれ

ほどは高くなかった。1年生2人を起用せざるを得ない少ない部員数が

理由だった。

 しかし、各校のエースが集う1区を真柴が制すると、その後は一度も

抜かれることなくゴールに飛び込んだ。常に僅差で追われる薄氷の1位を

守り続けた選手たちの精神力は大したものである。

 区間1位は1区の真柴だけだが1年生の2区、4区は2位、その他の

区も上位という安定した走りが優勝の原動力となった。少数精鋭、見事な

優勝であった。

 2年前に長野東が初優勝したが佐久長聖は惜しくも2位。今年は男女

揃って長野県勢が優勝する初めての年となった。長野市育ちとしては実に

嬉しい年末である。

 その2年前のブログで長野東校について記しているので下に添付する。

昭和49年(1974)に大正12年(1923)以来、半世紀ぶりに創設された、

今年1月に創立50周年を迎えた県立高校である。

 

(2022年12月26日のブログから)

 長野東は、スピードスケートのメッカ「Mウェーブ」のすぐ東側に

建つ。南に犀川、東に千曲川が流れる「長野市大字大豆島(マメジマ)」。

戦前には長野(大豆島)飛行場があった。

 それまでの長野市の高校が長野市街の北西部に偏在していたので、

是非南東部にもとの願いで創立した県立高校である。大正

 近年女子の陸上部が強くなり、全国高校駅伝では2度準優勝。都道

府県対抗女子駅伝でも長野県躍進の原動力となっている。

                  

 犀川が千曲川に合流するすぐ近くである。練習は犀川や千曲川の河川敷

が主という。長野東高は写っていないが2015年に千曲川を歩いた時のこの

あたりの写真。北アルプスや飯綱、戸隠連山を望むところである。

数字は長野マラソンの距離表示

突き当りが犀川と千曲川の合流点

長野東はこんな道で練習しているのだろうか


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る