最近のコンビニ、特に深夜や早朝にはアジア系と思われる若い
スタッフが多い。概ね日本語は大丈夫である。だが、その彼らが
面食らうのが「チン」。そう、電子レンジのチンである。
彼らは「温めますか?」と客に訊くが、客から言われる「チン
してくれ」は理解できない。店の電子レンジは「チン」ではなく、
ピ、ピ、ピなどの電子音である。
1967年、早川電機(現:シャープ)が顧客の要望で業務用電子
レンジの終了を告げる音を、自転車のベルの原理で鳴らしたのが
「チン」の始めと言う。
それ以降「チンする」はオールジャパンの標準語となり料理本
では「レンチン」なる言葉さえある。国語辞典に「レンチンとは
早くて簡単なこと」と載るのも時間の問題かも知れない。
(参考:朝日朝刊コラム「落穂拾い」牟田都子)
そう言えば、我が家のトースターが「チン」と鳴る。
昨日の散歩、工事中の橋の袂への不法侵入の仲間
戻りは私も歩行・自転車用迂回路で
料金所にブースが置かれる
その奥、常磐道まで新しい道が伸びる