アフガンの干ばつ飢饉を前に医療支援の限界を知り、 清潔な水、豊かな農業を求め、井戸掘りと用水路建設に 30年を捧げつつも蛮敵に倒れた中村哲医師(73)。 片や、公費流用の証拠である招待者名簿の発覚を恐れ て闇に葬り、行政文書ではないと言い切る政権トップ。 同じ日本人の天と地を見る思いである。 あと20年は続けると言っていたという、一つ先輩の 中村医師に哀悼の意を表す。無念と怒りを持って。 最近の散歩から初冬の彩を。