陥落寸前のマリウポリも気になるが、日光街道ウォークは
雀宮に向かうところ。濃い朝靄が晴れ始め暖かくなって来た
ので、ちょうど現れた鞘堂の祠に寄りパーカーを脱ぐ。
この灯篭?の字もお堂前の口碑も手作り風なところが好い。
その口碑によれば、室町時代の小山氏と宇都宮氏の戦い
(茂原合戦)で焼けた地蔵院跡に、双方の戦死者を埋葬し、
刀の鞘を集めて弔うため建てたのがこの鞘堂という。
少し先の星宮神社は国道の反対側なのでパスと思ったら、
寄っていけとばかりに車の行き来が途絶える。これも小さな
お堂で、朝の掃除中の老婆に挨拶して参拝。
北関東道路の高架の手前「下野市」の標識。?下野市から
出て来たはずなのに・・・。地図を見ると95キロポストからここ
までの約1キロは河内郡上三川(カミノカワ)町の西端だったこと
がわかる。
ここから数百メートルの交差点で宇都宮市に入る。左手は
自衛隊の宇都宮駐屯地。スナップに折しも自衛隊のトラックが
通過していることは、ここに貼り付けながら初めて気が付く。
次の交差点に「茂原正観音道」の標柱が立つ。茂原観音は
大正時代に廃寺となったが地元民の浄財で堂宇や運営が維持
されているとのこと。ここから2キロというのでパス。
この先の児童公園で休憩。まだ暑いのでベストをメッシュ
に替える。ウォーキングにはポケットが多いベストが欠かせ
ない。松並木は社会保険庁うつのみや病院。
住居表示が「雀の宮5丁目」となり、正光寺入口のの先の
カーブが雀宮宿の入口。宿の入口、出口にはカーブが多い。
その雀宮宿は次回。