佐世保の自社スタジオから甲高い声で通販のコマーシャル
を流す先代社長に変わって7年、売上げは6割も伸びた。
街のカメラ店から一代で通販大手の「ジャパネットたかた」
を築き上げた父親のような「カリスマ経営」は出来ない。
35歳で父親から社長を引き継いだ高田旭人は、社員の力
を引き出す「脱カリスマ」に注力。東京の人事・経理・戦略の
部隊を長崎に移す「Jターン」を行い、新しい人材も採用。
一方でアマゾンや楽天とは違う戦略、「目利き力」で品数を
絞った。選ぶことに苦労する消費者に寄り添う路線という。
我が家でも幾つか小型家電を買っているが、確かにウレセン
を選ぶ目は確かである、そして安い。
長崎駅から徒歩10分、観光地の稲佐山も含む7ヘクタール
の三菱重工長崎造船所跡地の開発入札を落札した時の旭人氏
の言葉がタイトルの「うれしさ7割、ヤバイが3割」。
5年前に傘下に収めたJ2のV・ファーレン長崎のホーム
スタジアムを中心に、ホテルやオフィスビル、アリーナなどの
「長崎スタジアムシティ」の総事業費は700億円、確かに失敗
すれば「ヤバイ」のである。この夏に着工と言う。
(昨日と今日の朝日新聞「けいざい+」から)
月曜日は晴天だったが北風が半端なく強く江戸川の散歩は
パス。少しだけ風が収まった昨日の散歩から。
遠望する橋桁の送り出し工事は進捗無し
土手下の民家の軒先の白梅が咲き始めた