じんべえ時悠帖Ⅱ

台湾侵攻の損得勘定

 台湾海峡の軍事的緊張が高まっている。中国が領空侵犯を

繰り返し、英米も警戒の艦船を送る。

 蔡英文氏をリーダーとして反中国・独立の姿勢を貫く台湾。

その独立気運を一気に潰す中国による軍事的侵攻は、現時点

では「損得勘定」が合わないと言う。

 金(経済)の面に絞ってその「損得」を見れば、「損」は

国際的大批判による中国本土の経済力低下。侵攻の軍事費や

プロパガンダ費などは現予算で十分であろう。一方「徳」は、

もちろん奪取した台湾の経済力であろう。

 しかし、(今までは)8年毎に復活する「親中国派」政権

を傀儡として、あの香港で見せたような、反中国・独立派の

壊滅戦略の方が「経済的」である。

 だが、今の台湾は、オードリー・タン氏に象徴される若い

政治、国民目線の政治により反中国・独立派が圧倒的に国民

の信頼を受けているように思われる。

 このような状況を鑑み、極超音速兵器の実験を成功させた

という中国は、他国の干渉の前に「電光石火」の台湾侵攻を

考えているのかも知れない。

 

 三郷駅南口近くのスーパーなどが入っていた複合商業ビル

の解体工事が進んでいる。ほゞ、2/3くらいの面積が終った

感じである。

 周囲への騒音対策で、江戸川に面した東面以外の壁を残し、

中央部分の解体を先行。ここ2、3日は一旦解体作業を止め、

ガラ搬出を行い、鉄筋、鋼板類を分類したようだ。


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
中国の極超音速兵器の実験成功に欧米が驚いたというニュースから、
すわ台湾侵攻という憶測を作りました。
実際には「香港型」で行くでしょうね。
ykoma1949
今、中国国内の経済と少子高齢化問題で、現在の共産党政権の
足元が危うくなってきた段階で、国民の目を一極集中のために
台湾を利用することが考えられますが、台湾企業も今いろんな
企業が日本はじめ、オーストラリアやベトナムなどに海外投資
をしています。香港と同じと考えての侵攻だと・・大やけどの
可能性もあります。世界秩序の維持はいつも薄氷を踏みながら
均衡を保っているので、この先どんな世界になるのか・・
想像も付きません。多分中国の不動産バブル対策・・と
思います。
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