先月、アメリカで心臓病患者に豚の心臓が移植された。
拒否反応を起こさぬように遺伝子改造された豚が使われた
という。
クローン人間、人工子宮など従来の「倫理観」では対応
できない生命や医学の技術発達をどう考えればいいのか。
人生も終盤になった団塊世代の一人としては、これから
長く生きていく若い世代でよく考え議論してくれで済むが、
社会としてはそうも行くまい。
1978年に世界で初めて体外受精の子供が生まれ、日本
では「試験管ベビー」と否定的に呼ばれた。だが、今では
14人に一人が体外受精で生まれた子供。
少子化の時代と言うこともあるが、事実(技術発達)を
後追いで認知(社会倫理)して来たということだろう。
益々早くなる技術進化に制度や社会倫理が追いつくのは
並大抵なことではない。「認識の領域を拡大」してと社会
哲学者は言うのだが。 (参考:朝日新聞「明日を探る」)
風が穏やかだった昨日、天皇誕生日の江戸川風景。
春の香りの中、少年野球の歓声があがる
久々の筑波山、橋桁の移動は膠着状態
異国情緒の歌声は外国人グループの宴
テントも数張り
名前は知らず
いつもの場所で休憩