じんべえ時悠帖Ⅱ

命の倫理感

 先月、アメリカで心臓病患者に豚の心臓が移植された。

拒否反応を起こさぬように遺伝子改造された豚が使われた

という。

 クローン人間、人工子宮など従来の「倫理観」では対応

できない生命や医学の技術発達をどう考えればいいのか。

 人生も終盤になった団塊世代の一人としては、これから

長く生きていく若い世代でよく考え議論してくれで済むが、

社会としてはそうも行くまい。

 1978年に世界で初めて体外受精の子供が生まれ、日本

では「試験管ベビー」と否定的に呼ばれた。だが、今では

14人に一人が体外受精で生まれた子供。

 少子化の時代と言うこともあるが、事実(技術発達)を

後追いで認知(社会倫理)して来たということだろう。

 益々早くなる技術進化に制度や社会倫理が追いつくのは

並大抵なことではない。「認識の領域を拡大」してと社会

哲学者は言うのだが。  (参考:朝日新聞「明日を探る」)

 

 風が穏やかだった昨日、天皇誕生日の江戸川風景。

春の香りの中、少年野球の歓声があがる

久々の筑波山、橋桁の移動は膠着状態

異国情緒の歌声は外国人グループの宴

テントも数張り

名前は知らず

いつもの場所で休憩

 

 

 

  


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
そのうち体外受精児と東大合格者の相関、なんて統計が・・・。
でも、本人も知らない個人情報でしょうから無理でしょうね。
jinbei1947
ワイコマ様
残念ながら、倫理的の前に経済的に移植は出来ません。
移植が必要になって宝くじが当たったら考えましょう(笑)。
えめ
体外受精の恩恵に浴した孫が一人います。詳しい方法は存じませんが1回につき約30万円とのこと、どうやら3回トライしたようです。夫はその孫を見て、[100万円の子]だと言っていました。4人の孫の中では、一番優秀です。
ykoma1949
医療の分野と科学の分野の境がなくなって、その科学者医療者の
区分もわからない、信州でも幼子の心臓移植の協力金3億円近くの
募金が集まって、近いうちに渡米する。
人の命は尊いことは判ります・・でも 他の動物の臓器とか
他人の臓器にまで頼っての生命の維持は、私はしません。
仮に私が10歳の若者であっても・・いろんな考え方や
いろんな意見があって当然ですが、自分は自分のままで
生きたい。
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