信号のない横断歩道に歩行者がいた場合に車は止まるか、
という調査がJAFによって毎年行われる。数日前の新聞に
都道府県ランクが出ていたが、詳しく調べてみた。
最新の昨年夏の調査では、やはり長野県がトップであった。
全国平均は17.1%で、前回よりほぼ倍増したが、相変わらず
低い数字である。ベスト6の県は、
1位 長野県 68.6%
2位 静岡県 52.8%
3位 兵庫県 43.2%
4位 島根県 41.5%
5位 新潟県 36.2%
6位 福岡県 33.6%
どちらかと言えば「田舎」の県が多いという感じがするが、
各都道府県2ヶ所という調査場所の条件は合わせている。
センターラインがある片側1車線の道路、片側2.75~3.5m、
5m以内に交差点がないところ、交通量3~8台/分、制限
速度40~60Km、車は白ナンバーなどである。
晴れ乃至小雨の平日、10時から16時にJAFの調査員が
立ち50回横断する。
1位の長野県では3台に2台が止まり、6位の福岡では
3台に1台が止まる、と言う勘定になる。
全国平均の17.1%では6台に1台が止まり、ワーストの県
は1%程度であるから、100台に1台しか止まらない。
埼玉は、ワーストではないが悲しいかな平均よりはずっと
低い県である。
私の趣味である川沿いや寺社回りのロング・ウォーキング
では郊外の幹線を歩くことが多いが、概ね信号は少なくどの
車もスピードを出している。
よって横断する場合は、カーブから離れた場所でじっくり
車が途切れるのを待って安全に渡る。時々、思いがけず車が
止まってくれることもあり、そんな時はちょっぴりと嬉しいが、
対向車線も注意しないといけない。
散歩から、逆光に浮かぶ楚々とした冬の葉っぱたち。