じんべえ時悠帖Ⅱ

腐った形容詞の政治

  「政治は、美しいとかキラリと光るとか、形容詞

   でやるのではなく、動詞でやるものだ」


 

 今年亡くなった中曽根元首相が、新党さきがけ時代の 

鳩山由紀夫の言辞を揶揄した言葉という。

 結果として、首相となった鳩山由紀夫の友愛をうたう

政治は、動詞的な駆動力がなく1年も続かなかった。

 また、作家の開高健は「小説は形容詞から腐って来る」

言ったそうだ。

 政治においても形容詞(修飾語)は腐りやすい。今の

政権の、丁寧な、真摯に、謙虚に・・・はいずれも朽ち果て、

もはや言葉としての実体はない。

 高をくくって思い上がる政治が極まる年の瀬・・・。

         (今朝の朝日新聞「日曜に想う」から)

 

 中曽根さん、同じことを後輩である現首相に諭してから

あの世に行って欲しかった。


 先日の大宮、西口の桜木町交差点では武蔵野銀行本店の

新築工事。延々と杭打ちが続くが、何とも太い杭である。



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

jinbei1947
その足元を掬うのは誰になるでしょうかね。
保守党も自浄作用が働かないと国民に足元を
掬われることになるはずなんですが・・・。
ykoma1949
残念乍ら 鳩山も 安倍も 二世議員です
他人の言うことを聞けない聞かない理解しない
二世議員・・お金にしても 世間の空気や
貧しい生活を体験したことのない人達は・・
その国民の感情を理解することは難しい人種
口先だけの薄っぺらな政治・・と国民はだいぶ
判って来たようです 来年はオリンピックが
あるので・・とタカを括っていると足元を掬われる
ことになる 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る