『うう〜ん! 再発の可能性がありますが・・・PSAの推移を経過観察しますか? それとも、精密検査をしますか?』
担当医の妙に冷静な語り口が、突き刺さる・・・
「ああ〜あ 10年経って再発か〜?」
・・・なんの自覚症状もないのに・・・落ち込む・・・
最近、PSAは2から3と若干高め推移が続いていた・・そして丁度10年の節目の検査で、PSAが4を越えてしまった。
「PSA再発」という状態である。
前立腺癌再発か? どこかの部位に転移したか?・・・やはり精密検査をして「臨床的再発」があるかどうかを確認すべきだろう!
という訳で、精密検査をお願いした!
先週・・・
・『骨シンチグラフィー』(骨に転移していないかの検査)
・『腹部CT検査』
・『下腹部・骨盤MRI検査』
朝8:30から終了したのは、夕方4:00だった。
何度か経験している検査だが・・疲れ切った。
そして1週間後、ビクビクしながら結果を聴きに行って来た。
担当医は愛想がないタイプ(外来が混雑しているからか?)
『5年前の検査と比較しても前立腺に明らかな腫瘤は認めません。骨転移・内臓の転移・再発所見を認めません。今回は見つからなかったいう事です。
ただ、右肺にすりガラス濃度の上昇が見られます。 一時的な炎症だと思いますが、3ヶ月後にCTで確認しましょう。』
肺の炎症は、風邪で咳が続いていたせいだと思いたいが・・もしかして肺がん?
それ以外で明確な再発の兆候が無かったので、とりあえず良しとするか!
10年生存率には貢献したが・・・もう定期検診から解放されると思っていたのに・・・
まあ、しょうがない!
美味しいものでも食べに行こう!