定期テストとは違う緊張感、集中力で臨んでもらいたいと思います。
さて、入試の解答を書くにあたって、その解答の価値はいつも同じ
ではありません。定期テストでの記号問題は、1問1点や2点という
ことが多いのでしょうけど、入試では入試ごとに価値は異なります。
例えば、京都府公立高校入試一般選抜は、次年度入試より中期選抜
という名称に変わりますが、配点はこれまでと同様に5科目各40分
40点満点となっています。定期テストが100点満点の1問1点や2点
なのに比べ、京都府公立高校入試の中期選抜は1問1点か2点なので、
その価値は2.5倍ということになりますね。例えば、40点満点での
2点は100点満点での5点に相当します。
代表的な入試として『大学入試センター試験』では、100点満点の
科目は1問5点以上の問題はありません。200点満点の外国語や国語
の場合、1問6点や8点という問題もありますが、100点満点に換算
すると1問3点や4点と5点まではいきません。
また、京都府公立入試の中期選抜は、内申と当日試験の配点比率は
およそ1:1です。しかし、内申は年に5回の定期テスト3年分を総合し
評価されることを考えると、入試本番は1回の定期テストに比べて、
入試の15倍の価値があると言えますね。
さらに、各問の配点が定期テストの2.5倍ほどと考えると、
15倍×2.5倍5=37.5倍!!!
つまり、定期テストで解答する1問と入試本番で解答する1問には、
37.5倍もの差があるわけです。それならば、37.5倍の準備をして、
37.5倍の集中力をもって、入試に臨みたいですよね。
中3は、入試本番では37.5倍の価値のある問題に解答するという
意識を持って、日々の勉強に励んでもらいたいと思います。
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