『センター前ヒット』を出版されました。
大学入試センター試験まであと3ヶ月半ほどになりましたが、著書の中で
惜しげもなくセンター試験に向けた学習法などを多数紹介されています。
そういうことなので、当然センター試験に出願済みの高3やセンター試験を
受験予定の高1高2の分もすでに発注済みです。そのうち数冊は本日届いた
ので、これから高3に配布します。残りは入荷次第の出荷となるので届き
次第高1高2にも配布予定です。(現在はamazonも楽天も入荷待ちであり、
近隣の書店でも見かけた話は聞いていません。もし読みたい生徒は、塾に
配置して置く分ががあるので申し出てください。)
この時期、センター試験に向けた情報誌等はたくさん発売されていますが、
その多くはこの時期は売れるから売っているという出版社もあるでしょう。
そこに一般論しか書かれていないなら、少なくとも高3には必要なく、もし
読んでもさほど効果はありません。
『センター前ヒット』では「歴史・2ヶ月で80点 勝利の方程式」を始め、
受験生が今から読むことを想定して書かれています。ですから、受験生は
本書に付箋を貼ったり線を引きながら、または、各自の学習計画表に書き
込みながら読むことをお勧めします。
その内容はというと、何をすべきかがたいへん具体的であり、それをやり
遂げる工夫までが書かれています。例えば「英語の構文把握力を伸ばしま
しょう」と言われても何をどうすればいいのかわからないという人も多い
でしょう。いろいろやってみて試行錯誤の末にやり方が見つかった頃には、
センター試験は終わっています。
それに対し、著書では構文把握力を伸ばすための教材紹介に加えて、整序
問題で鍛える方法として独自のアイデアを織り交ぜた具体的な方法が紹介
されているのは、受験生にとっては本当にありがたい内容です。
しかし、なぜここまで具体的なことが書けるのかというと、精緻な過去問
研究や膨大な教材のリサーチがベースになっているのはもちろんのこと、
何より笠見先生ご自身が生徒と至近距離で受験に向けて歩んでこられた
からに他なりません。机上の論理ではなく、生徒とともに歩むことにより
受験生の精神面も考慮しながら実践されてきたものです。
「名参謀」として『センター前ヒット』を手に入れてはいかがでしょうか。
私はすでに読み終えましたが、読んでいて面白いし、塾生とのやりとりは
臨場感がありビンビン伝わってきます。保護者にも楽しんでいただけるの
ではないかと思います。もし読まれるならば、あとがきの最後の一行まで
じっくりお読みください。