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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

こどもらくご教室 in 繁昌亭

いつか「落語」をみんなで見るチャンスはないものかと思っていたところ、
夏休みに『こどもらくご教室』がありましてね、さっそく生徒に案内をして
希望者のチケットを購入したってえわけです。

ちょん(小拍子で見台を打つ音)

ということで、やってきました「繁昌亭」。
しかし、着いた時間が少しばかり早かった。それならばと、お隣りの大阪
天満宮をぐるりとまわってまいりやした。こちらは菅公所縁の天満宮、
受験生もおりましたから、しっかり合格を祈願してまいりました。


ちょん(小拍子で見台を打つ音)

天満宮の裏手にまわると『川端康成生誕の地』の碑がございます。ご存知、
ノーベル文学賞の川端康成、「雪国」「伊豆の踊子」の川端康成。
「知ってるかな?」と問うたらば、顔を背ける生徒もちらりほらり。


ちょん(小拍子で見台を打つ音)

と、少し落語調でここまでの紹介をさせていただきました笑。
ここからは、いよいよ繁昌亭に入場してからの話です。

最初は桂歌之助さん。落語の道具やよくある展開など詳しく面白く解説
していただきました。それから場面設定も人物も全てお客さんが頭に描く
ということ。いくら落語かの話がうまくても、目には見えない。最後に
受け止めるのは客なんですね。
このあとは小噺の体験。元気なちびっこが講壇に上がって奮闘。聴くのも
いい経験、話すのもいい経験。

次は笑福亭喬若さんの『粗忽長屋』。
そそっかしくまさに粗忽な二人と「行き倒れ」の話。大変失礼?ながら
喬若さんの優しいお顔と粗忽な二人の表情が重なって見えてきます。

笑福亭智之介さんのマジック。
失敗しそうに見せかけたり、これで終わりと思わせておいての大成功は
驚き10倍。客の心理の裏を読んだマジックを楽しませていただきました。

桂文三さんの『四人癖』。
それぞれに癖のある四人の話ですが、桂文三さんの特徴のある高い声と
独特のアクションに会場の雰囲気が持っていかれました。四人の癖が
頭に残って自分も癖になりそうです。生徒に聞くと『四人癖』が一番
印象に残ったという生徒が多いようでした。インパクト大。

最後は寄席のお囃子の紹介。
太鼓や三味線などの楽器紹介と、ここでも子供たちに体験をさせてくれ
ました。

もちろん、落語を見て楽しむのが一番なのですが、聞いた話を自分の頭の
中にイメージするのはいい訓練になりそうです。また、少し昔の話がよく
出てきますから、時代ごとの生活などの感覚を身につけるのにもいいかも
しれませんね。
夏休みの中3は、土曜特訓でさまざま取り組みをしているので、その中に
落語を見るというメニューも入れてみようかな。
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