続き第三作の『大学受験勉強法 受かるのはどっち?』を出版されました。
その内容は、タイトルはもちろん裏面のサブタイトル
『「天才」でも「超努力家」でもないキミのための勉強法がココにある』
という表現に凝縮されています。
本は売れなければならないので、受験に関するものでも感動ストーリーや
大逆転、東大合格…といったものになりがちですが、この本は本当に日々
勉強法に悩む人のための本になっています。
そもそも勉強する内容は学習指導要領や各大学の出題範囲に定められて
いるので、何を勉強すべきかは決まっています。決まっていないのは、
その勉強法、どうやって勉強すべきかということです。
「うちの高校の先生は勉強法の話をしてくれますよ」という人もいると
思いますが、その話はその学校の生徒の多くに当てはまる話になっている
はずです。しかし、生徒たちはその段階での実力も違えば得意分野も違い
ます。学習環境も、性格も、過去の成功体験も違います。そんなことから
先生の貴重な話を聞いて実践しながら自分向けにアレンジしていくことが
大切になってきます。『大学受験勉強法 受かるのはどっち』ではアレンジ
するためのヒントをたくさん教えてくれます。
日々勉強法に悩む人はもちろんですが、今まで言われたことをやってきた
けど模試の成績が伸びないという人が勉強法について考えるきっかけに
なればと思います。
試行錯誤しながら自分にとって最良の方法を見つけることで第一志望の
大学に合格してもらいたいですし、また、こういう経験は将来社会に出て
からも役立つ力を自然と身につけることにつながるはずです。
ネタバレしないよう目次のみを一部を抜粋して紹介します。
以下の項目は個人的にも興味深いところですし、受験生でなくとも役立つ
話がたくさんあるので、ぜひ早い段階で読んでもらいたいと思います。
05 高校の定期試験に力を入れるべきか?
10 部活と勉強は両立できるか?
11 体育会系部活生はラストスパートで逆転できるか?
14 予習中心 VS 復習中心
21 音楽を聴きながら勉強できるか?
また、教材対決など科目別攻略法も注目です。
26 『英単語ターゲット』VS『システム英単語』
29 英文法が苦手…問題集は何がいい?
32 数学ー『青チャート』VS『教科書』
36 古文単語ー『マドンナ古文単語』VS『ゴロゴ』
37 世界史 VS 日本史
最後の第4章は生徒だけでなく保護者も気になる項目もあります。
43 非進学校から難関大は無理か?
46 浪人すべき VS 避けるべき
49 親の経済力は学歴に関係するか?
50 地方国立大 VS 都会の難関私大
52 参考書と問題集だけで自学自習は可能か?
最新の画像もっと見る
最近の「本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事