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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

聞き逃したことに気付かない

生徒が家族で『一休』(温泉の)に行くというので、「いいなあ、
行きたいなあ。」と言っていたら、パンフレットをもらってきて
くれました。

行きたいなあと思うのですが、「ひらパー」のただ券の期限が
もう少しで過ぎてしまいます。

ただ券があるからといって、行かなければならないわけでは
ないのに、行かないと損した気分になってしまうのは、貧乏性
なんでしょうね。


さて、「聞き逃す」ことは、非常に性質が悪いと思います。

というのは、聞き逃したことに気付いていればいいのですが、
聞き逃したことに気付いていない場合もあるからです。
板書は書いているところを見ていなくても、すぐに消えることは
ありませんが、聞くほうは聞き逃したことにすら気付かないことも
ありますよね。

もちろん、悪意がなくても、板書を書き写すのに集中していて、
話を聞き逃すということはよくあることでしょう。

ですから、例えば、授業中、先生の話を聞くとして、①~③だけ
でなく、④もあるということをわかっていなければなりません。
 ①理解できた
 ②聞いたけどわからなかった
 ③聞き逃した
 ④聞き逃したことに気付いていない

すると、④は自分の意識外ですから、自分は全て聞いていた
つもりでも、8割しか聞いていない場合もあるのです。

書くことに集中しすぎないことや聞き逃しそうになったら書く手を
止めることも必要になるでしょう。

そんなことにも注意しながら授業を受けると、かなり疲れますが
その時間内に身につくことは多いですよ。
「板書+先生の補足説明」のほうが絶対頭に入りやすいですから。

細かい話かもしれませんが、やはり聞き逃すのはもったいない。

以前、ある方の講演会に参加したとき、パワーポイントの画面と
お話されたことを全てノートに書き留めました。
(画面が細かかったり、早口な人の場合は無理だと思いますが、
このときはうまくいきました。でも、終わった瞬間、どっと疲れが。)
「見る」「聞く」「書く」、どれかに集中しすぎると、別のどれかが
疎かになってしまうので、大変なことではありますね。
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