当面は小学生の希望者や中学生は連休に実施する模擬テストに向けての
勉強が続きますが、今回は模擬テストの前に塾で自習できる時間も設定
しているので、しっかり準備して模擬テストに臨みましょう。
高校1,2年は府立高校実力テストに向けて勉強する生徒もおり、高校3年は
いよいよ大学入試センター試験となります。
まもなくセンター試験までの最後の週末を迎えますが、まだできることは
あります。順調な科目は基本的なことや語句をチェックしたり、定期的に
演習を続けて感覚を維持するところですが、うまくいっていない科目は
ポイントに集中することもひとつの方法です。
例えば、高3Sくんの場合、英語の長文の得点率が高いものの整序でなか
なか得点できていないので、連休のうちの一日で集中的に解く予定です。
整序の配点は200点満点中12点しかありませんが、長文で稼げるSくんに
とっては、さらに点を伸ばすためには整序はターゲットになります。
過去のマーク模試問題集3冊のうち各4回分から整序問題のみを抜粋して
解いたあと、センター過去問2回分で力試しをします。1時間以内で1冊が
終わっていくことと各問の正答率の記載があるため、数時間かかっても
終わらない整序問題集を解くよりはモチベーションが維持できそうです。
また、結果記入表をつくっておき、各回終了ごとに結果を記入し、最後に
集計することで、成果の確認ができますね。
そのほか、日本史で近代が苦手なら三連休で合計10時間を近代の勉強に
あてるなど、心配なところがあるのなら最後の三連休で集中砲火してみる
のもよさそうです。
科目や分野によっては、満遍なく勉強するよりポイントに集中して取り
組むほうが効果は大きいこともあります。最後の最後まで粘って1点でも
多く点数を取ることだけを考えて本番に臨んでもらいたいと思います。
