受験生のことを考えると、受験までは正月も土日も塾を開けて勉強する
環境をつくってあげたいという思いもある一方で、受験までの毎日を拘束
されてしか勉強してこなかったというのも将来を考えると心配ではあります。
人間誰しもだらしない部分はあるものですが、そんな自分と向き合いながら
そんなときどうすればいいのかと自分なりに工夫する経験をしてもらえたら
と思います。
中3にも高3にも、多すぎず少なすぎない程度の課題を渡しています。
冬休みに入ってからこれからの勉強の進め方や復習が必要な部分について
それぞれと話をしているので、課題に加えてやるべきことをこなし年明け
最初の授業を迎えることになります。
中には12月の模擬テストで5科目の偏差値が7月から15.3上がった生徒や
17.5上がった生徒もいますが、それぞれの目標に向けてまだまだ満足して
いません。これだけ成績が上がると、今までと同じ勉強でさらに成績を
上げるのは難しくなりますが、これまで勉強してきたことで学力だけでは
なく学習のコツも身につけてきているのでさらに伸ばせるものと思います。
逆に中1や中2は前回の模擬テストで悔しい思いをした生徒が何人かおり、
取り返すためにそれぞれに話をしてきました。
例えば「模擬テストは日頃の実力を試すものだから、直前に勉強するもの
ではないのでは?」という意見もあるかもしれませんが、それは違います。
模擬テストごとに復習をして、その繰り返しによって学習してきたことが
定着します。定期テストは期間限定の範囲ですから、模擬テストがそれまで
全ての復習をする貴重な機会になります。
また、小学生には漢検を受験する生徒もおりますが、受験しない生徒にも
過去問を解いて現在の自分の漢字における課題をハッキリさせました。
進級するまでに今の学年までの漢字をマスターできるように、年明けから
小学生の授業では漢字の学習時間を増やしていきます。
生徒それぞれが現状を明確にして課題に取り組んでいく、そんな三学期に
なればと思います。
以下は昨年の年末に書いた日記です。年末の過ごし方なども書いています。
よろしければ合わせてご覧いただければと思います。
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