場所は奈良県大和郡山市ですが、国立なので京田辺からも受験できます。
学校説明会は、たいていパワーポイントを使って説明されることが多いのですが、
今日の説明資料は完成度が高く、説明がスムースでした。
それもそのはず、ここの先生方は高校教師というよりも、大学の教授や講師に
近い存在だからです。
その道で、研究し論文を書いて発表するということを何度も何度もやってきた
方たちなので、説明がスムースなのは当たり前ですね。
高専は、基本的に5年間学ぶことになります。
最初の2年間で高校の勉強をほぼ終えてしまい、3~5年目は専門的な分野を
学ぶことになるそうです。
また、高専は技術分野に偏重しているのではという声があったため、卒業には
TOEIC400点を前提条件にし、英語力もしっかりつけているようです。
卒業後、そのまま就職する人は、企業で生産技術的な仕事をすることが多く
なります。
(生産技術:工場の設備を扱う。設備のメンテナンスや生産効率の向上など)
多くの企業では、高専枠という採用枠を設けているようで、不景気時でも
かなり安定した求人があります。
また、就職せず、大学に編入する人が半分を超えているそうです。
大学に編入するかどうかは、単に成績の良し悪しではなく、現場でモノに
触れながら仕事をしたいなら就職、専門分野で研究を深めたいなら大学編入
というふうにわかれるそうです。
3~5年目に十分専門分野をやるからこそ、5年たったときに自分のやりたい
ことが見えてくるということです。
さて、入試方法は、推薦選抜と学力選抜です。
推薦選抜は、英数理の適性検査と面接ですが、内申点の制限があります。
(内申は、2年3年の5段階評価の合計が90点満点で78点必要ですが、
足きり点として使用するだけなので78点以上なら何点でも条件は同じ。)
学力選抜は、5科目500点で、第2志望の学科へのまわし合格があります。
受験を考えている人は、相談してくださいね。
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