京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

『見直し』と『やり直し』

最近、生徒たちには『やり直し』ではなく、『見直し』
するよう徹底しています。

それぞれ、以下のように位置づけています。

『見直し』 ・・・ どこで間違っているのかチェックし、間違って
           いるところを修正していく。

『やり直し』 ・・・ 最初に解いた経過は無視して、とにかく
            最初からやり直す。

「正解にたどりつけばどちらでもいいのでは?」という意見も
あるとは思いますが、自分がどういうところで間違ったのかを
知っておくことは大切です。

『やり直す』だけでは、根本の解決にはならず、何度も同じ
間違いを繰り返す可能性がありますが、『見直し』をすると、
次から同じ間違いを防ぐことができます。

また、見直すためには、数学でいうなら途中の式を丁寧に
書いておかないと見にくいですよね。
そのためには、丁寧に途中の式を書かざるを得ません。

そんなことで、中学生のこの時期は計算中心の単元なので、
徹底するようにしているわけです。

最初は、『見直し』が面倒で時間がかかることもありますが、
慣れてくると、すぐにミスしやすいところが見えてきますよ。

今は、我慢のときです。
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