『難関私大・文系をめざせ!偏差値どん底からの早慶・GMARCH・関関同立」
突破大作戦』という本がまもなく発売となります。著者は猫ギター先生こと、
笠見先生です。
猫ギター先生の文章は、塾を始める10年前よりもさらに前からネット上で読ま
せていただいていました。とくに、僕自身は塾に通ったことがなくて、前職は
機械メーカーと塾とは全く関係ない業種だったこともあり、先生の刺激的な
文章を読むことがなければ塾に魅力を感じることもなく塾を始めていなかった
かもしれません。そういう意味でも僕にとっては特別な人です。
さて、この本については、高校生の塾生たちには告知済みで発売されたらすぐ
読んでもらうつもりです。これまでたくさんのことを文章を通じて勉強させて
いただき、実際に指導してきましたから、生徒たちが読んだら「これ、塾で
やってる!」「聞いたことがある!」ということがあるはずですが、僕がよく
「広島の塾の先生が…」と言っているので生徒たちは違和感はないでしょう。
昨年、立命館大と関西大に合格したTくんは、英語のマーク模試でずっと100点
ちょっとでしたが、実際に先生の指導内容を実践し続けた結果、センター試験
本番で160点をとることができました。このTくんの結果は、今年の高3の目標
にも自信にもなっています。
まだ読んでいないので詳しい内容はわかりませんが、これまでの先生の話から、
おそらく具体的な話が次々に出てくると思われます。難関私大を目標と決めて
いる人だけではなく、目標がハッキリしていない、どのように勉強したらいい
のかわからないという人にとっても、霧が晴れ視界が広がる感覚になるのでは
ないでしょうか。
ところで、京都府内の進学校は「めざせ!国公立大!」の大合唱です。それは、
難関私大に指定校推薦や協定校として中堅校から数多く合格していることが、
進学校の生徒に難関私大をめざすのはアホらしいと感じさせているのかもしれ
ません。もしそうなら、難関私大自ら一般で勝負する生徒の意欲を削いでいる
ことになります。
ただ、難関私大に対して、一般で勝負するのがアホらしいかどうかではなく、
自分に向いているかどうか、自分のためになるかどうかをよく考えて受験して
もらいたいと思います。どんな受験方法で合格しても合格は合格で同じですが、
一般入試で勝負して合格した意味はありますし、価値もあります。自分に合う
と思うなら、大合唱になびくことなく難関私大をめざすのもいいですね。
どういう人に向いているのかもおそらく本書に書かれていると思います。