シリアの首都ダマスカスの裁判所で自爆テロ 少なくとも31人死亡
2017年03月15日 22:16 SPUTNIK
シリアの首都ダマスカスの裁判所で大きな爆発があり、数十人が死亡したほか、けが人も出ている。シリア司法相の補佐官が「スプートニク」に伝えた。
なおこのような形で死傷者が出ているとの情報は確認されたが、その数は不明。 シリアのSANA通信は、ダマスカス警察関係者の情報を引用し、少なくとも31人が死亡したと伝えた。消息筋はSANA通信
「最初の情報によると、裁判所の建物でテロによる爆発があり、31人が死亡したほか、けが人も大勢いる」と伝えた。
ダマスカスで再び爆発
2017年03月15日 22:42 SPUTNIK
15日、シリアの首都ダマスカスで同日2度目の爆発があった。SANA通信が報じた。
SANA通信によると、爆発があったのはダマスカス北西部のアル・ラブワ。
1度目の爆発は、ダマスカスの裁判所で起こり、最新情報によると、31人が死亡、60人が負傷した。
シリアでは6年前の2011年3月15日に騒乱が始まった。シリアで様々な武装グループに属する暴徒集団が、シリア政府軍に抵抗している。国連のデータによれば、内戦期間中に、50万人以上の人々が亡くなった。
ロシア航空宇宙軍は、昨年9月30日から、テロリストらの陣地に対するピンポイント攻撃を開始した。パイロット達は、テロ集団にかなりの損失を与え、彼らの補給線を絶った。そして3月15日、プーチン大統領は、主要な任務は遂行されたとして、主な部隊のシリアからの引き揚げを指示した。
なおシリア国内では2016年2月27日から、停戦体制が機能している。これについての合意は、ロシア及び米国仲介のもと、政府軍と在野勢力との間で結ばれた。ただ、国連安全保障理事会によりテログループと認定された「ダーイッシュ(IS、イスラム国))などのグループは、休戦の対象とはならない。