【2018・6・24 早期選挙】 開票・集計終了
エルドアン大統領、開票直後の演説
レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、国民は大統領職の使命を自身に、国会の過半数は公正発展党(AKP)と
ジュムル同盟に与えたと表明した。
2018年6月24日 TRT
エルドアン大統領は、開票直後に国民に演説した。
自身と同盟に投票した有権者に感謝したエルドアン大統領は、国内外で投票を行った国民すべてを称えた。
国民は自由意志によって投票したと明かしたエルドアン大統領は、投票作業が円熟味と共に完了したことに
満足していると述べた。
選挙結果に異議を唱えないように求めたエルドアン大統領は、この結果は90パーセント台という記録的な
投票率と共に全世界に民主主義の教訓となったと強調した。
エルドアン大統領は、自身を祝福した各国の首脳と国民に感謝を伝えると明かした。
国民は選挙結果によって目的地を示したと述べたエルドアン大統領は、選挙運動中の緊張や憤慨があとを
引かないよう求めた。
トルコがあらゆる面でさらなる発展を遂げるために昼夜問わず戦い続けると明かしたエルドアン大統領は、
過去に何らかの理由で疎外された人はすべて民主主義のあらゆる機会を引き続き利用できると明かした。
議会と協力して新制度(大統領制)が必要とする憲法改正がなるべく早く開始されると明かしたエルドアン大統領は、
権利と自由の分野で新たな拡張を行う決意があるとも強調した。
トルコ共和国大統領選挙と第27期トルコ大国民議会議員選挙の開票・集計作業が
すべて終了した。
選挙は、レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が大統領選挙、公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)から
成る共和同盟がトルコ大国民議会議員選挙で勝利するという結果となった。
未確定の結果によると、得票率52.51パーセントを獲得したエルドアン大統領が大統領に再選された。
共和人民党(CHP)から出馬したムハッレム・インジェ候補は、得票率30.74パーセントで2位となった。
こうして、7月8日に実施されることが計画されていた大統領選挙の第2回投票は、その必要がなくなった。
他の候補の得票率は、メラル・アクシェネル候補が7.37パーセント、セラハッティン・デミルタシュ候補が8.28パーセン
ト、テメル・カラモッラオール候補が0.89パーセント、ドウ・ペリンチェキ候補が0.20パーセントだった。
トルコ大国民議会議員選挙の得票率は、以下の通り。
共和同盟 得票率 53.58パーセント
公正発展党(AKP)
得票率 42.41パーセント
獲得議席数 293
民族主義者行動党(MHP)
得票率 11.16パーセント
獲得議席数 49
勝利確実 エルドアン大統領に各国から祝福の嵐
アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が、レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領に選挙での成功を祝った。
2018年6月24日日曜日 21時3分
アゼルバイジャン共和国大統領府から行われた発表によると、アリエフ大統領は
レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領に電話をし、選挙での大成功を祝った。
エルドアン大統領との電話会談で、トルコはさらに発展し、経済分野で大きな成功をおさめ、国際舞台における
地位もさらに強くなったと表明したアリエフ大統領は、エルドアン大統領にさらなる成功を祈った。
エルドアン大統領は、アリエフ大統領の心づかいと祝福に対し、感謝の意を表した。
パレスチナ国のマフムード・アッバース大統領、
ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会のバキル・イゼトベゴヴィッチ議長、
アルバニアのエディ・ラマ首相、
ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相も、エルドアン大統領に電話をし、選挙の勝利を祝った。
トルコ・イスタンブールの公正発展党(AKP)本部前に集まった人々(2018年6月24日撮影)
トルコ・イスタンブールの公正発展党(AKP)本部前に集まった人々(2018年6月24日撮影)
トルコ・イスタンブールの公正発展党(AKP)本部前に集まった人々(2018年6月24日撮影)
トルコ首都アンカラの公正発展党(AKP)本部前で旗を振る支持者ら(2018年6月24日撮影)
トルコ首都アンカラの公正発展党(AKP)本部前で旗を振る支持者ら(2018年6月24日撮影)
トルコ大統領選と議会選の初期開票結果の発表後、イスタンブールで演説するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2018年6月24日撮影)
トルコ大統領選と議会選の初期開票結果の発表後、イスタンブールで演説するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2018年6月24日撮影)