日テレで新型コロナ3人が感染疑い。社員2人と常勤制作会社社員1人が自宅待機
2020年02月21日 17時00分 東スポ
日本テレビが新型コロナウイルスでパニックになっている。感染を疑われているのは
2人の社員と、同局に常勤する番組制作会社社員1人の計3人。確定診断が出たわけでは
ないため、いずれも自宅待機中というが、局内には「感染者が出たようだ」との噂が
一気に広まり、当該部署では大騒ぎになっている。ニュースはもとより、情報番組でも
取り上げない日はない新型コロナウイルスの恐怖が、日テレに襲いかかった――。
日テレ関係者によると、ウイルス検査の結果は出ていないものの、確かに感染の疑いが
ある社員と、制作会社所属の番組スタッフがいるという。
「局内は蜂の巣をつついたような騒ぎになっています。まだ、感染が確定したわけでは
ないようで、正式発表はされていませんが、感染者が出たとの噂が出ているのは報道局。
2人が感染疑いで現在、自宅待機を命じられている。1人は関連取材をしていた記者。
タクシーやハイヤー運転手を取材中、偶然、陽性反応の人に出会ってしまった。
微熱や体がだるいなどの症状が出ている。さらに、もう1人は中国出張から帰国した
記者で、発熱と咳の症状が収まらず、自宅待機中です」
3人目は某情報番組の制作を請け負い、局内に勤務する制作会社のスタッフだという。
「先日、NTTデータが『協力会社の社員で東京都港区にあるビルに勤務していた
男性が感染した』と発表しましたが、制作会社スタッフは日テレに近いこのビルに
出入りしていたそうです。彼も自宅待機中ですが、感染が確定した場合、番組スタッフで、
出演者と濃厚接触していた可能性があるわけですから、ウイルス検査が必要になる範囲は
かなり広くなるでしょう」
もしもこのスタッフが感染していたら、番組のMCや局アナ、ゲストのタレント、
コメンテーターも“隔離”が必要となり、仕事ができなくなる恐れがある。
「口さがない出入りの広告代理店マンは『隠蔽しているのでは?』などと無責任な
発言をして、噂が広まってますが、報道が使命のテレビ局で局員が感染したら真っ先に
報じるのは当然。その報道が現段階でないわけですから、3人はまだ感染確定という
段階ではない」(日テレ関係者)
万一に備えてか、日テレ内では変化が起きているとも。「そのADの話が出たのが
19日で、翌20日になって総務局から局員へ一斉メールが送られた。3月末まで
時差出勤、在宅勤務を推奨するというもので、裁量労働の社員(情報・制作局、報道局、
スポーツ局)も含む全社員が対象とのこと。局内がかなりざわつきましたね」(同)
さらに、週間で視聴率3冠王を取ると、ごほうびとして社員食堂が無料になって
いたが、20日から「当面の間、廃止」とされたという。
「ここ数年間は週の3日は朝昼晩とも無料で食事が提供されていたんですが、社食に
一斉に人が集まることでコロナの感染リスクが一気に高まるというのが廃止の理由。
在京テレビ局で時差出勤や在宅勤務の奨励、無料社食の廃止を打ち出したのは日テレ
だけというのもあり、局内に感染者が出るのを想定した動きなのではないかといわれて
います」(同)
報道機関でいえば、共同通信社(東京都港区)が17日、新型コロナウイルスに
感染したハイヤー運転手の車に今月上旬に乗った同社職員10人の健康を観察するよう
保健所から指示されたことを発表。うち7人を18日以降、順次業務に復帰させ、
3人は最長23日まで自宅待機としている。
3人に発熱などの症状はないというが、首相官邸クラブ記者を乗せて取材先を
回っていたことから、懸念が広がった。
日本テレビの“感染疑い”の3人が、陰性であることを祈るばかりだが、国内感染例は
増え続け、計728人(ダイヤモンドプリンセス号含む)。どこから感染者が出ても
おかしくない状況だ。