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安倍首相  オーストラリア訪問

2017-01-15 14:04:29 | 外交・海外支援

オーストラリア訪問

2017/1/14  首相官邸

平成29年1月14日(現地時間)、安倍総理は、オーストラリア連邦のシドニーを訪問しました。

 

1月13日                          

  夜                   シドニー(キングスフォード・スミス国際空港)到着

                     

 

1月14日                          

                           ターンブル首相との散歩(於:ワトソンズ・ベイ)

                           日豪観光セミナーでの挨拶(於:ヒルトンホテル)

                           日豪ビジネス会合での挨拶(於:ヒルトンホテル)

                           ベアード・ニューサウスウェールズ州首相による表敬(於:ヒルトンホテル)

                           日豪首脳会談(署名式及び共同記者発表を含む)(於:首相公邸)

                           ターンブル首相夫妻主催レセプション(於:首相公邸)

                         

 

1月15日                          

  朝                   シドニー(キングスフォード・スミス国際空港)出発


散歩する両首脳

 

総理は、オーストラリア連邦のマルコム・ターンブル首相と散歩を行った後、日豪観光セミナー及びビジネス会合に出席しました。次いで、ニューサウスウェールズ州のマイク・ベアード首相による表敬を受けた後、ターンブル首相と会談を行い、その後、署名式・交換式及び共同記者発表を行いました。最後に、ターンブル首相主催レセプションに出席しました。

 

日豪観光セミナー 安倍総理スピーチ

夏真っ盛りのシドニーとは反対に、今日本はウィンタースポーツのベストシーズンであります。

 世界的なスノーリゾートとして有名になった北海道・ニセコ。ニセコに降る雪の魅力を発見し、全世界に広めてくれたのは、オーストラリアのスキーヤーの皆さんでありました。

 私も、第一次政権を終えた後、4年連続、ニセコのオーストラリアの友人のコンドミニアムに泊めていただき、ニセコでのスキーを楽しんだわけでありますが、いつの日か、ターンブル首相と一緒にニセコでスキーを楽しみたいと思っております。
 

 日本には北海道のほかに、東北地方などの魅力的なスキーリゾートが数多くあります。

 東北地方とオーストラリアには、強いつながりがあります。2011年の東日本大震災直後からオーストラリアは、東北と共に歩み励まし続けてくださいました。

 特に、東北地方の子供たちは、オーストラリアでのホームステイや研修旅行に参加し、将来につながるかけがえのない経験を得ました。この子供たちの成長とともに日本とオーストラリアのつながりがより強いものとなることを期待しています。

 北海道、東北地方のみならず、日本全国各地に豊かな自然や温泉、地域の食材を生かした和食、そして温かな人々との触れあいが皆様をお待ちしております。

 昨年、日本を訪れる外国人は2千万人を超えました。日本は今、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、国を挙げて海外からのお客様を歓迎する体制を整えるとともに、休み方改革を実施し、日本人が家族で休暇を楽しめる環境を整備しています。

 日本とオーストラリアは、時差がほとんどないのにも関わらず、季節が真逆であり、双方にとって非常に魅力あふれる観光地であります。

 オーストラリアは、海岸リゾートを始めとしたダイナミックな自然や先住民文化に触れることができ、旅する先々で様々な食とワインを楽しむことができます。こうしたオーストラリアは日本人を魅了してやみません。

 双方向の交流を拡大するためには、政府の取組だけでなく、ここにいらっしゃる皆様のお力添えが必要であります。皆様には、まだ知られていない双方の魅力への御理解、発信に対する更なる御協力をお願いしたいと思います。ありがとうございました。

日豪観光セミナー

日豪ビジネス会合 安倍総理スピーチ

ビジネス会合

 日豪両国は、共に先進国として、「経済の主役はビジネス」を基本としてきました。両国政府は、制度やインフラの整備に努め、特に、

自由貿易の推進に関して地域や世界の「主導役」となってきました。かつてAPECを創設し、最近では日豪EPAを成立させ、TPP交渉

でも、交渉参加国のリード役でした。こうしたインフラをビジネスの皆さんが活用して、より多くの成果を上げていただきたいと思います。


 ターンブル首相との間では、これに加え、先進国である両国がイノベーションを進めることで一致しました。今日は、資源、エネルギー

といった従来からの分野はもとより、イノベーションの若手の担い役にも同行していただきました。再生医療、準天頂衛星、人工知能な

どの分野を、両国が世界をリードして発展させたいと思います。


 両国の魅力を、多くの国民の方々に実感いただきたい。海外の観光など、交流の機会は増えています。しかし、増える余地はまだま

だ大きい。今回は、地域交流や観光に関する方にも御参加いただきました。


 幅広い観点から、ビジネスの発展のチャンスと可能性を深める。「特別な戦略的パートナーシップ」にある日豪関係が、更に充実した

ものとなることを期待し、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。


ベアード・ニューサウスウェールズ州首相による表敬を受ける安倍総理


 日豪首脳会談

  1月14日(土)午後2時30分(日本時間12時30分)から約1時間30分間、安倍総理大臣は、マルコム・ターンブル・オーストラリア連


邦首相と会談を行いました。続けて、安倍総理大臣とターンブル首相の同席のもと、草賀純男駐オーストラリア日本大使とブルース・ミ

ラー駐日本オーストラリア大使との間で、「日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に

関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定」(略称:日・豪物品役務相互提供協定(日豪ACSA))和文 / 英文)への

署名式が行われました。その後行われた共同記者会見後に共同プレス発表が発出されたところ以下のとおりです。

 


共同記者発表