中国河北省 武漢市からの帰宅者の告発に報奨金
2020年01月28日 09:48 SPUTNIK
中国北東部の正定県石家荘市河北省の当局は、新型コロナウイルスの発生源となった
武漢市から帰宅し、未登録だった者を告発した場合に、千元(約1万6千円)の報奨金の
支払いを用意した。地元テレビが報じた。
中国当局は、すでに2835人が感染し、そのうち81人が死亡した新型コロナウイルスの
拡大を全国で予防するための措置を講じている。
全国の30地域で保健分野での緊急事態対応に最大レベルが設定された。多くの都市では
公共交通機関の運行が停止となり、中国のすべての旧正月のイベントが中止され、
公式な休日は延期となり、人々の国内の移動も厳しく管理されている。多くの空港や
鉄道駅、バス停、地下鉄の駅では乗客たちは体温が調べられ、他の発病症状についての
確認が行なわれている。
各地の当局はこの数週間に旅行を行なった人々、特に湖北省と武漢市を訪れた
者たちに対し、居住地の当該当局に対し必ず帰宅したことを通告することを求めている。