トランプ「米国優先」の歩みと中極覇権抑制の役割放棄を懸念。
アジアの国同士の協力強化しようと、アジア安保会議に出席した濠首相、 これ以上強大国に頼れない。
2017年06月05日 文化コム(朝鮮語)
中国メディア、中国を狙ったオーストラリア・日・印・ベトナムの同盟議論 "冷戦時代の思考
入力2017.06.06。11:14 聯合ニュース
(北京=聯合ニュース)オーストラリアと日本、インド、ベトナムなどアジア太平洋地域の国々が、米国の保護主義によっ
てアジア地域内での中国牽制力が弱まるために備えて、新同盟体制を結成しようとする動きに対して、中国官営メディ
アが強く批判した。
中国共産党機関紙人民日報の姉妹紙である環球時報(環球時報)は6日、四平(社評)で、4日に閉幕したアジア安全保
障会議(シャングリラ対話)で提起された4カ国同盟の動きは、冷戦時代の思考と「中国を狙った新たな同盟結成は、地
域情勢を悪化するだけで、各国の利益にも良い点がない」と批判した。
環球時報は「オーストラリアと日本は、中国の経済発展急行列車に乗ってしたい一方で、米国を介して、中国の影響力
を牽制することを願う」とし「オーストラリアと日本は、このような考えを「中国台頭」(堀起)時代の地域の論理としている」
と指摘した。
新聞は4カ国の新同盟は虚像にすぎだと言い、「中国はオーストラリア、インド、ベトナムの最大貿易国であり、日本の第
二の貿易国」という点を根拠に挙げた。
また、オーストラリアは中国と自由貿易協定(FTA)を結んだと、中国と国境を接しているインドも国境地域の安定が経済
発展に非常に重要であることも同盟結成の障害に指定した。
環球時報は「でたらめ中国脅威論に各国の利害関係を一致させる難しく、4カ国の結集力が弱く同盟を結成するのは難
しい」とし「このような考えは、ユートピアに過ぎない」と強調した。
それとともに「これらの国が先にしなければなら使命は、中国と協力して、アジア太平洋地域に活気を吹き込むことで
あって分裂を助長するものではない」とし「4カ国の同盟は、一見円もっともらしく見えるが、一瞬の風に完全に散らばる
煙突入口の煙と同じ」と付け加えた。
一方、マルコム・ターンブルオーストラリア首相は2日、シンガポールで開幕したアジア安全保障会議の基調演説で「強
圧的な中国は自律と戦略的空間をしぶしぶ奪われた隣人の怒りの混じった要求に直面することになるだろう」とし「この
ような緊張関係が続くと隣国は、中国から遠くなって、中国を牽制するために、自ら、または米国と連携を強化すること
になるだろう」と地域覇権を握っう、中国の積極的な態度を批判した。
外交部、豪日印越の非公式同盟構築の可能性について
中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は6日の定例記者会見で「中国側は共通、総合、協力、持続可能な安全保障
観を確立し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係を構築することを主張している。いかなる形の対抗、同
盟、封じ込めにも活路はなく、対話、協力、ウィンウィンこそが正しい道だ」と述べた。
【記者】オーストラリア、日本、インド、ベトナムが、地域で勢いづく中国の行動への緩衝を米国に依存し続けることは
できないことを懸念し、中国を刺激しないよう注意しつつ、ある種の非公式同盟関係の構築を検討しているとする報道
について、コメントは。
【華報道官】報道に留意し、その信憑性を疑っている。もし事実なら、グローバル化が深く進行した今日においても、
冷戦思考が根絶されておらず、依然としてゼロサム思考で国家間の関係を見て、扱う人々がいるということを改めて
示すだけだ。
われわれは共通、総合、協力、持続可能な安全保障観を確立し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係を
構築することを主張している。いかなる形の対抗、同盟、封じ込めにも活路はなく、対話、協力、ウィンウィンこそが正
しい道だ。関係者が中国の発展を正しく受け止めることを希望する。