国際オリンピック委員会(IOC)はロシア・オリンピック委員会に対し、2020年の東京五輪参加を
許可する正式な招待状を送った。
ロシア・オリンピック委員会は公式サイト上のニュース欄に次のように発表した。
「ロシア・オリンピック委員会は2018年の韓国の平昌五輪とは異なり、正式のロシア代表団を編成し、
自国の国旗を掲げ、制限も補足的条件も一切つけられずに日本の首都で出場する可能性を手にした。」
ロシアは、平昌五輪開催まで秒読み段階だった2017年12月、ロシア人選手に対するドーピング・
スキャンダルを理由にIOCからの代表団の参加権を剥奪された。
IOCに乗り込み、出場許可を訴える演説を行ったフィギュアのメドベージェワ選手の努力も大きく影響し、
結果的に、ロシア人選手らはドーピング検査で合格した場合、国旗を掲げず、中立的な立場での参加が
許可された。平昌五輪閉幕後、ロシア・オリンピック委員会の資格は回復されている。
6月、英紙サンデー・タイムズはロシアが新たなドーピング疑惑で東京五輪出場禁止処分を受ける
可能性があると報じていた。
ロシア、東京五輪出場禁止も=英紙 / 露大統領府、東京五輪出場禁止の可能性「認識せず」。報道官