イングランドVS南アフリカ ラグビーW杯決勝
南アフリカが3大会ぶり3度目の優勝
日産スタジアム サンスポ
ラグビー・ワールドカップ日本大会決勝(2日、イングランド12-32南アフリカ、日産ス)
世界ランク3位の南アフリカが後半に2トライを奪うなど、エディー・ジョーンズ率いる同1位の
イングランドを下し、2007年の第6回大会以来3大会ぶり3度目のW杯優勝を決めた。
(世界ランキングは1日現在)
優勝しエリスカップを掲げ喜ぶシヤ・コリシ(中央)ら南アフリカ代表=日産スタジアム
試合経過
前半、南アフリカボールでキックオフ。2分、南アフリカが反則を誘い、ショットを選択したが、
ポスト右に外れた。9分、イングランドがノットリリースザボールの反則を犯すと、ショットを
選択した南アフリカがペナルティゴールを決め先制した。
前半 先制のペナルティーゴールを決める南アフリカのハンドレ・ポラード=日産スタジアム
22分、イングランドが相手の反則を誘いショットを選択。敵陣22メートル左サイドからの
ペナルティーゴールを決め3-3の同点に追いつく。24分、南アフリカがアドバンテージを獲得。
ペナルティーゴールを決め6-3。
34分、攻めるイングランドがアドバンテージを得ると、ペナルティーゴールを決め再び同点に
追いついた。
前半 ペナルティゴールを決めるイングランドのオーウェン・ファレル
しかし38分、南アフリカが相手のノットリリースザボールでショットを獲得。ペナルティーゴールを
決め再び勝ち越すと、40分にも相手の反則からペナルティーゴールを決め12-6で前半を終えた。
前半、勝ち越しのペナルティーゴールを決める南アフリカのハンドレ・ポラード
後半5分、南アフリカがスクラムから相手の反則を誘うと、ハーフウェーライン付近からの
ペナルティーゴールを決めリードを広げた。
イングランドは9分、敵陣でのスクラムで相手のコラプシングでショットを決め9-15。
南アフリカは17分、ラインアウトでボールをキープすると、相手のオフサイドを誘い、ペナルティー
ゴールを決めた。
それでもイングランドは18分、敵陣深くまで攻め込むと、相手の反則を誘い、ショットを決め
12-18と反撃。
後半、マカゾレ・マピンピ(中央)のトライを喜び合う南アフリカフィフティーン=日産スタジアム
それでも南アフリカは、26分、マピンピがこの試合初のトライ。コンバージョンも成功。
さらに35分、右サイドを抜け出したコルビが快速を飛ばしトライ。コンバージョンも成功させ
32-12と突き放した。
後半、トライを決め吠える南アフリカのチェスリン・コルビ=日産スタジアム