グアテマラ、4年ぶりに台湾支持の発言 国連総会一般討論演説
2019/09/26 12:03 中央社 フォーカス台湾
25日の一般討論演説で台湾支持を表明した(左から)グアテマラのモラレス大統領、エスワティニの国王ムスワティ3世、
パラオのレメンゲサウ大統領=YouTubeの国連公式チャンネルから
(ニューヨーク 26日 中央社)米ニューヨークで開かれている第74回国連総会の一般討論演説で、
中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ中米グアテマラのモラレス大統領は25日、台湾を支持する発言をした。
グアテマラの代表が一般討論演説で台湾支持を表明するのは、2015年以来4年ぶり。
グアテマラは過去3年、国連事務総長への連名または個別での書簡提出にも参加していなかった。
モラレス氏は「中華民国台湾の経験と能力はこの組織(国連)およびその専門機関の多国間主義を強化する助けに
なるとわれわれは信じている」と述べた。
一般討論演説2日目のこの日登壇した国交国はグアテマラに加え、エスワティニ、パラオ、ホンジュラスの計4カ国。
エスワティニとパラオは台湾の国連参加を支持する発言をしたが、ホンジュラスは過去3年と同様、台湾に言及しなかった。
初日の24日に登壇した国に台湾の国交国はなかった。
一般討論演説は30日まで行われる。