EMERALD WEB≪拝啓 福澤諭吉さま≫

政治・経済・生活・商品情報などさまざまな話題で情報を発信してます。

中国黒龍江省で法輪功愛好者を一斉拘束、米国務省「弾圧を中止せよ」

2018-12-03 06:00:21 | 民族・人種問題・宗教・人権問題(差別・迫害)

中国黒龍江省で法輪功愛好者を一斉拘束、

米国務省「弾圧を中止せよ」

 
 

中国東北部の黒龍江省ハルビン市と大慶市当局は9日、119人の法輪功学習者を連行した。

事態を重く見た米国務省は中国当局に対して、法輪功学習者への弾圧を中止するよう求めた。


法輪功情報を発信する「明慧網」は26日、黒龍江省で起きた大規模な拘束を報道した。


報道によると、ハルビン市と大慶市では9日、それぞれ72人と47人の法輪功愛好者が拘束された。

26日現在、ハルビン市では72人のうちの17人が解放され、残りの55人が依然拘禁されている。

大慶市では、47人のうちの18人が解放、29人が拘束中だという。


米国務省のスポークスマンは29日、国務省がすでに中国当局に対して、国際人権基準により法輪功愛好者への

弾圧を停止するよう求めたと、大紀元の質問に電子メールで返答した。さらに、「宗教の自由は社会の平和、

安定と繁栄に重要な役割を果たしている」と述べた。


明慧網によれば、今年上半期において、中国国内では2392人の愛好者が拘束された。

米国務省は、「米政府は今後、中国当局に対して、少数民族、宗教的マイノリティを含むすべての中国国民の

宗教自由を守り促進するよう促していく」と示した。


中国当局は1999年7月20日、法輪功学習者が中国共産党員より人数が多く、法輪功の伝統的理念が共産主義と相

容れないとの理由で、国内伝統気功グループ、法輪功に対して弾圧を実施してきた。