夫妻は8日の声明で、王室の中心的メンバーとしての活動から身を引く意向を示したが、

「女王に対する義務を守り続ける」とも強調。王室の一員として「半公半民」の立場で活動したい

考えをにじませていた。


 しかし、18日の女王の裁定で、夫妻が王族の称号「ロイヤルハイネス」(殿下・妃殿下)を

使用せず、公式に女王の代理もできないことが決まった。

英メディアはこれについて、欧州連合(EU)強硬離脱とメーガン妃を掛けた「ハード・メグジット

(強硬な王室離脱)」という造語で伝えた。


 大衆紙サンは「女王は王室や王子の地位を与えないと極めて明確にした。

彼らはハリーとメーガンになる」とする専門家の話を紹介。ガーディアン紙は、米動画配信大手

ネットフリックスが夫妻の起用に関心を示していると報じた。


 一方、メーガン妃と関係が良くないとされる父親のトーマス・マークルさんは英メディアの

インタビューで、「世界で最も長く続く王室の一つを彼ら(夫妻)は壊そうとした。陳腐化しようとした」

と娘の決断を批判した。

 
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