ラオスダム決壊後、沼地になった被災地。ダム決壊前、決壊後の航空写真公開。
2018年8月2日11:09 BST Mail Online
2月に撮影されたこの写真は、ラオス南部のシャンパサック州のバンヒンラット村。すこやかな土地、耕された農地に囲まれています。
The Ngao River が、この地域の真ん中を流れているのが見える
7月24日火曜日に撮影されたこの荒涼としたイメージでは、漁村と周辺の田園地帯は泥と水に浸され、荒れ果てた光景になった。
ダムの知識は全くないのですが、補助ダム5つというのは水の調整が大変な貯水地だったのでしょうかね。
決壊した補助ダムは他のより低くなっていて(欠陥)水が越えてしまい堰堤(エンテイ)が崩れたのではないか、
堰堤内部に水が浸透し内部が弱り崩れたのではないか、などの推察が出てますが、いずれにしても、欠陥、手抜き工事が
なされていたのは間違いでしょう。
ラオスのダムの事故、財産の被害も雪だるま式に増加「家畜3万1千匹失う」
2018-08-03 09:43 聯合ニュース
⇊ 写真 2つの主ダム 左:Xe Pian Dam 中:Xe Namnoy Dam
決壊したのは補助ダムD
凄惨な崩れ落ちた堤防...ラオス事故現場初公開
現在判明している韓国製ダム決壊による被害状況
死者・行方不明者…131人
家畜…3万1千匹
農地…1998ヘクタール
養魚場…280か所
ラオス、セナムノイ水力発電所補助ダムの事故で、ラオス南部アッタプー県サーンサイ郡で
大きな人命被害の発生と共に、財産被害も雪だるま式に増えている。
3日のビエンチャンタイムズによると、まだ最終的な集計が行われていないが、先月23日に発生した
セナムノイ水力発電所補助ダム事故で、洪水被害を受けた6つの村の農地1998haは完全 に破壊された。
また、豚や牛、鶏などの家畜の3万1千匹を失い養魚場280所が破壊された。
この町を席巻した水は19個の村の全ての農耕地に洪水被害を与えた。具体的な調査はまだ行われていな かった。
住宅、オフィス、車、道路などのインフラ、通信網などの他の財産被害についての調査もまだ終わっていなかった。
ビエンチャン・タイムズは、ラオスで数十年ぶりに最大規模で発生した今回の惨事で、
1日現在、13人が死亡したことが確認され、118人が行方不明者、6000人以上の被災者が発生したと伝えた。
ラオス災害緊急対策委員長で、ソーンサイダン(Son Saidan)氏は「今回の惨事がダム壁の亀裂に よるもので
ある事実を考慮すると、家と財産失った住民は特別な補償を受けるべきである」と述べた。
「アッタプーの住民は水による被害者ではなく、ダム崩壊の被害者だ。」