トランプ夫人はどこへ? 表舞台から姿消し2か月
2016年09月15日 15:02 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP
【9月15日 AFP】米大統領選まで60日を切り選挙運動も佳境に入ったこの時期、本来ならば各大統領候補の配偶者たちも勝利に一役買うべく、あちらこちらを駆けずり回って笑顔を振りまいているはずだ。だが、この2か月間というもの共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻、メラニア(Melania Trump)さん(46)は表舞台から姿を消している。
メラニア夫人が最後に公の場で活躍したのは、7月にクリーブランド(Cleveland)で開かれた共和党の全国大会だ。この時、夫人はトランプ氏の人間味をアピールする応援演説を行った。
ところが、この演説は、2008年大統領選の民主党全国大会で当時候補だったバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を応援したミシェル(Michelle Obama)夫人の演説を盗用していたことが発覚。原稿執筆者が盗用を認めて謝罪した。
全国大会前までは複数のインタビューに応じ、夫に対する批判の数々に熱心に反論していたメラニア夫人の姿は、以来、政治の舞台ではほぼ見られなくなった。
先週になってメラニア夫人は、トランプ氏がニューヨーク(New York)で行った国家安全保障に関する演説に顔を出し、10日にも著名な女性保守政治家フィリス・シュラフリー(Phyllis Schlafly)氏の葬儀に夫とともに参列した。しかし、人々の間ではメラニア夫人の不在をいぶかしがる声が上がり始めており、短文投稿サイトのツイッター(Twitter)上ではハッシュタグ「#WhereisMelania」(メラニアはどこ)がトレンドに浮上した。
こうした疑問に対しメラニア夫人は10日夜、家族と時間を過ごしているとのみ答えた。かつては各地を飛び回り、念入りにめかしこんで豪華なパーティーを渡り歩く生活を映す鏡だったメラニア夫人のツイッターアカウントは、7月の共和党全国大会後、すっかり自身を弁護する場となっている。
共和党大会のあと、選挙とは全く関係ない夫人の過去を掘り起こしたゴシップが多く出回り、
メラニア夫人をディスカウントするようなになりました。
共和党大会の応援演説の失態もあり、積極的に人前に出ない方が波風が立たないと思っているのではないでしょうか。
ざっくりいえば「やんなっちゃった」んです。
トランプ夫人、性的サービスに従事との報道で提訴
2016年09月02日 17:48 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP
【9月2日 AFP】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻であるメラニア(Melania Trump)夫人は1日、メラニアさんがスロベニアでモデルをしていた1990年代に性的サービスに従事していた疑いがあると報じたメディアを相手取り、総額1億5000万ドル(約155億円)の賠償金を求める訴えを起こした。
メラニアさんが米メリーランド(Maryland)州の裁判所に訴えたのは、デーリー・メール(Daily Mail)電子版を運営するメール・メディア(Mail Media)とブロガーのウェブスター・G・タープリー(Webster G. Tarpley)氏。デーリー・メール電子版は先月20日、「ドナルド・トランプのスロベニア人妻の、かなりみだらな過去」と題した記事を掲載していた。
提訴理由について、メラニアさん側の弁護士は「トランプ夫人に関して100%事実無根の記事を掲載し、公私ともに彼女の評判を著しく傷つけた」「米国および世界中の人々に向けて嘘を報じた」などと説明している。
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