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<韓国報道>平昌五輪:カーリング韓国女子、予選で唯一敗れた日本と雪辱戦

2018-02-23 04:34:43 | 平昌オリンピック

平昌五輪:カーリング韓国女子、予選で唯一敗れた日本と雪辱戦

23日夜に準決勝、「次は絶対に負けない」

 

 平昌冬季五輪を最も熱くしている韓国の女子カーリングチームが、宿命のライバル・日本と準決勝で対戦する。


 韓国は21日に行われた1次リーグ最終戦のデンマーク戦で9-3の完勝を収め、連勝街道を突き進んで1次リーグ1位(8勝1敗)で

4強進出を決めた。


 23日夜に行われる準決勝の相手は、1次リーグ4位(5勝4敗)で4強進出を最後に決めた日本だ。

 「じゃんけんでも負けられない」といわれる韓日戦が、カーリング女子の準決勝で行われることになった。韓国は今回の五輪で

世界ランキング上位5位を全て破り、最高のパフォーマンスを見せている。


 しかし、1次リーグでの唯一の敗戦が日本戦だった。韓国は大会序盤の第2戦で日本に5-7で敗れた。第7エンドまで5-3で

リードしていたが、残り3エンドで4点を許し、逆転負けを喫した。


 韓国は日本に敗れた後、破竹の7連勝で早々と準決勝進出を決め、その後に行われた試合ではOAR(ロシアからの五輪選手)を

第6エンドで、デンマークを第7エンドでそれぞれギブアップに追い込んだ。


 韓国は1次リーグで敗れた日本に雪辱する絶好のチャンスをつかんだ。1次リーグで見せた力があれば十分に勝てるはずだが、

韓日戦という特殊性を考えると容易でない相手だということは明らかだ。基本的な戦力以外の要因が大きく作用するからだ。


 韓国は今大会で、試合の中盤以降にリードしている場合、逆転を許さず逃げ切るケースがほとんどだったが、唯一日本戦だけは

逆転を許した。


 めったにミスをしないスキップのキム・ウンジョンが第9エンドの最終ショットで失敗した。

 

 キム・ウンジョンは1次リーグ9試合でショット成功率が78%に達したが、日本戦での成功率は60%と9試合の中で最低だった。

日本を意識するあまり、正確なショットを決めることが出来なかったわけだ。


 韓国は「次は絶対に負けない」という覚悟で日本戦に臨む。キャプテンのキム・ウンジョンから最年少のキム・チョヒまで

呼吸がぴったり合っているため、チームの雰囲気は最高にいい。韓国国民の関心もこれまでにないほど熱い。


 かろうじて4強進出を決めた日本も、必勝を誓うのは同じだ。日本は1次リーグ最終戦でスイスに4-8で破れ、涙を流したが、

米国がスウェーデンに敗れたため日本にチャンスが巡ってきた。


 スキップの藤沢五月は日本メディアとのインタビューで「自分たちで勝ち取ったセミファイナル(準決勝)というより、

ラッキーなセミファイナルだと思う。あと2試合、迷いなく試合に臨みたい」「韓国は勢いのあるチーム。非常に注目を集めている。

いいパフォーマンスをしたい」と意気込みを語った。


 韓国が準決勝で勝った場合、英国-スウェーデン戦の勝者と決勝で対戦することになる。五輪出場がまだ2度目の韓国カーリング

女子が、決勝の舞台に駒を進めることが出来るのか、関心は高まるばかりだ。