北朝鮮が「未確認の飛翔体」2発を発射、韓国軍発表
2019年11月28日 23:43 発信地:ソウル/韓国 AFP
韓国軍合同参謀本部による、北朝鮮の飛翔体に関する記者会見の様子(2019年11月28日撮影)。(c)YONHAP / AFP
【11月28日 AFP】(更新、写真追加)北朝鮮が28日、「未確認の飛翔(ひしょう)体」2発を
発射した。韓国軍が発表した。
韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が咸鏡南道(South Hamgyong Province)から東に向かって
発射した飛翔体2発が日本海(Sea of Japan)に落下したと発表した。
北朝鮮は先月、「超大型多連装ロケット砲」を発射したと主張。同本部は今回の発射について、
これと同じタイプの装置と想定されるとし、飛行距離は380キロ、高度は最高で97キロに
達したとしている。
米朝間の核問題に関する協議がこう着状態に陥る中、今回の飛翔体発射は、現地時間で
午後4時59分、米国首都では、同国で最も重要な祝日の一つである感謝祭当日の未明に当たる
時間に実施された。
日本の防衛省は、飛翔体は「弾道ミサイルとみられる」と述べ、排他的経済水域(EEZ)外に
落下したと発表した。
北朝鮮は国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議により、弾道ミサイルの発射を
禁じられている。