新型コロナウイルス 香港で初の死者
2020年02月04日 11:31(アップデート 2020年02月04日 12:38) SPUTNIK
香港で初のコロナウイルス死亡者が確認された。香港のテレビ局「TVB NEWS」を
引用してロイターが伝えた。
死亡したのは39歳の男性。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、
感染者は瑪嘉烈医院(Princess Margaret Hospital)で治療を受けていた。
患者は朝に心筋梗塞で死亡した。
男性は1月21日に武漢市を訪れ、2日後に香港に戻った。症状は31日に現れて、
直ぐ入院した。
この男性は香港でコロナウイルスが確認された例としては13人目。
香港ではこれまでに15人の感染者が確認された。
先に、中国湖北省で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で死者が425人に達し、
感染者は計2万4000人になった。632人が退院している。
また、新型コロナウイルスによる死者数は2003年に流行した新型肺炎「SARS」の
中国での死者数(349人)を上回ったことが明らかになった。