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15人制ラグビー日本代表資格取得の条件  / ワールドラグビー、代表資格改定を発表

2019-10-15 09:34:23 | スポーツ

15人制ラグビー日本代表資格取得の条件

大前提として、他国での代表歴がないこと。

加えて、以下の3つの条件のうち1つでも当てはまれば日本代表資格が得られます。

  • 出生地が日本
  • 両親または祖父母のうち1人が日本出身
  • 日本に3年以上継続して居住している(2020年12月31日からは、5年以上の条件に変わる)

さらに、以下の条件でも代表資格は取得できます。

  • 日本国籍を取得後、7人制(セブンズ)日本代表としてセブンズワールドシリーズに4戦以上出場
  • 日本への累積10年の居住

この2つが出来たことにより、厳密には他国の代表歴があっても日本代表にはなれるのですが、非常に

稀なケースです。

最もオーソドックスな方法は、他国で代表歴がなく最初の3つの条件のうち最低1つ以上満たすことです。

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ワールドラグビー、代表資格改定を発表

https://www.rugbyworldcup.com/news/245382
 
 
ラグビーの代表資格規定の歴史的改定が、京都で行われたワールドラグビー・カウンシル(理事会)の

特別会議で承認されました。


  • 細かい見直しと協会との協議の結果、国際競技のインテグリティ(正直さや高潔さ)と信頼性を守るために規定第8条を改定
  • 居住期間を継続した36ヶ月から60ヶ月に延長
  • アルゼンチンと日本の追加投票権を承認
  • Bernard Laporte氏がワールドラグビーEXCO(執行委員会)メンバーに選出

 

 現代ラグビーの環境下で、国際競技のインテグリティ(正直さや高潔さ)と尊厳を保護し普及させる

ために、規定第8条が細部にわたって見直され、代表資格獲得に必要な居住期間を継続した36ヶ月から

60ヶ月にする改定が、理事会の満場一致で承認されました。

 規定第8条の改定により、選手は代表としてプレーする国と、純粋かつ密接で、信頼できる確立された

絆を持つことができます。主な改定点は以下の通りです。

●居住期間36ヶ月を60ヶ月への延長は2020年12月31日から適用(満場一致で承認)

●累積10年の居住による資格取得を追加(2017年5月10日から適用(満場一致で承認)

●各国協会はU20代表チームをすぐ下のシニア代表チームとして指名しなくてもよい
(2018年1月1日から適用。多数により承認)

●セブンズ選手は以下の項目に当てはまる場合に限り、規定第8条の対象になる

(i) 参加当日かそれ以前に20歳を迎えた者がシニアのセブンズ代表でプレーした場合。

または、(ii) オリンピック大会あるいはラグビーワールドカップセブンズ大会に、参加当日かそれ

以前に成年に達した者がセブンズ代表としてこれらの大会でプレーした場合。

 今回の重要な決定は、ビル・ボーモント会長とアグスティン・ピチョット副会長の4年体制の1年目に

実施した主要改革の第2弾で、2019年以降の国際カレンダーの合意に続くものです。


 ボーモント会長は次のようにコメントしています。

「今回の規定第8条の代表資格に関する改定は、国際競技のインテグリティ(正直さや高潔さ)と

信頼性を守るために重要かつ必要なステップです。居住期間の延長は前向きな改革政策の一環であり、

これにより、協会と選手の間には緊密で信頼できる絆ができます。これは競技とファンにとっても

良いことです。今回の改定を進めるにあたって、関係者のみなさんにご支援いただき、特にアグスティン・

ピチョット副会長のリーダーシップには感謝しています」。


 ピチョット副会長は、「これはラグビーにとって歴史的な瞬間であり、国際競技のインテグリティ

(正直さや高潔さ)、気風、威信を守るための素晴らしいステップです。代表選手としてプレーする

ことは、その選手のキャリアやラグビー人生をその国のために捧げてきた結果、手にすることができる

褒美です。今回の改定によって、実力で代表の座を手にした、たくさんの選手たちが国際舞台でプレー

できることになります」。


ピチョット副会長が、代表資格取得条件の延長を求める声をまとめ、理事会が加盟協会による前向きで

建設的な協議を経て、今回の決定に至ったものです。


 ボーモント会長のリーダーシップの下で少人数による作業部会が立ち上げられ、プロ化された

現代ラグビーの実情に合っているかなど規定を細部にわたってチェックし、作業部会が加盟協会に

意見を聞いた上で理事会へ提案しました。


 作業部会は、規定第8条が現代ラグビーの実情に合っておらず、国際競技のインテグリティ

(正直さや高潔さ)を守ることも、新興国による選手の引き抜きを抑止することもできていないと

判断しました。


Bernard Laporte氏、EXCOに選出

 フランスのBernard Laporte氏が、ワールドラグビーのEXCO(執行委員会)に全会一致で選出

されました。南アフリカのMark Alexander氏とポストを争っていましたが、Pierre Camou氏に

代わって委員会入りします。


アルゼンチンと日本が追加投票権を獲得

 アルゼンチンと日本に各1票ずつの追加投票権(代表者なし)を与えるという執行委員会からの

提案を、理事会が承認しました。これにより、両者の理事会での投票権はアルゼンチン3票、日本2票と

なります。この決定は即時適用となりました。


 Bernard Laporte氏とSerge Simon氏(ともにフランス)はそれぞれラグビー委員会とレギュレー

ション委員会に任命され、Alfredo Gavazzi氏(イタリア)は予算アドバイザリー委員会、

Claudia Betancur氏(コロンビア)は女子アドバイザリー委員会、Trevor Gregory氏(アジアラグビー)

はローテーション制により地域アドバイザリー委員長に就任しました。

John O’Driscoll氏(アイルランド)氏はアンチドーピングアドバイザリー委員会委員長に任命

されました。

Steve Tew氏(ニュージーランド)は監査およびリスク委員会の初会合で座長を務め、理事会に報告書を

提出しました。


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